相部屋の宿があるなんて知らなかった。勘違いとゲストハウス
勘違い
勘違いは誰しもたまにはするし、珍しくもないことだと思います。
思い返してみると、勘違いが運悪く悪い結果、逆に、予想外によい結果に結びつくこともありました。
ちょっとした勘違いをし、結果として楽しい体験につながったと思われる旅人さんに出会いました。
その旅人さんのちょっとした勘違いストーリーです。
はじめての福江島、ゲストハウス雨通宿
先日、長崎県福江島に訪れました。
五島列島は、魚がうまいと人から聞いていたし、
キリシタン文化も気になっていて、
以前からいつか訪れてみたい旅先の一つでした。
宿泊先は港から歩いても行ける「雨通宿」というゲストハウス。
「雨通宿」は布団屋をしつつ、ゲストハウスもしているのが他のゲストハウスとちょっと違うところ。
「雨通宿」はバーを併設し、地元の人もバーに訪れるんだとか。
勘違いをしたらしい旅人さん
宿に午前中にチェックインし、荷物を置いてから出かけ、夜に部屋に戻りました。
部屋は男女別の相部屋で、二段ベッドが並んでいます。
私が寝る下段ベッドを見ると、その上段ベッドには、旅人さんが座っていました。
旅人さんにあいさつをかわしつつ、おしゃべりをします。
旅人さん=Mさんは、三重から一人で来ているそう。
「なんか値段が安いなあと思ったら、こんな感じだったのでちょっとびっくりしているんですよ」と苦笑いするMさん。
Mさんは、はじめてゲストハウスに泊まったそう。
どうやらゲストハウスについてまったく知らず、この宿もビジネスホテルと勘違いしていて、相部屋というスタイルにびっくりしたらしい。
「いやー昨日は飲みすぎちゃいました。」と笑います。
Mさんは昨日も雨通宿に宿泊し、一泊だけする予定を変更し、今夜もここに泊まっているんだとか。
昨夜の記憶が定かではないけど、少なくとも6杯はバーで飲んだそう。
本日もバーでおしゃべり
「今日は量を減らそう」と話しながら、その日もバーで飲むことに。
Mさんは、左官の仕事をしているそう。
そう言われると、実直そうな感じが職人のように見えます。
左官の仕事は、雨の日は作業をできず、工期がずれるのが当たり前らしい。
そのため、なかなか予定を立てづらいのだけど、それにめげず仕事に空きができると、旅をしているそう。
バーテンダーさんも話に加わり、おしゃべりが続きます。
最後に
旅先にて、予想外のことに出会うと、旅がより印象に残ったり、楽しくなるように思います。
勘違いは、予想外のことへの出会いのきっかけの一つ。
旅と勘違いは、実は相性がいいのかもしれませんね。
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