【写真の日記】山北の町に感じた開かれた盆地らしさ。神奈川県山北町


神奈川県の山北という町をご存知でしょうか。山北の有名どころは、丹沢湖などでしょうか。

神奈川で3番目に面積が広い自治体である山北。丹沢山系の山が占める割合が多いですが、JR山北駅周辺の町の中心部はわりと開けている印象です。というのも、小田急線新松田駅から車だと10分かからないくらいだし、国道246号線という幹線も通っています。そんな山北の中心市街地に、山北らしさはあるのでしょうか?


JR山北駅は、御殿場線の駅。御殿場線は、かつての東海道線。山北駅から山越えのための鉄道の拠点として栄えたんだとか。山北駅の改札を出るといきなり昔ながらの趣のある建物がありました。今は美容院です。



駅前の商店街は、シャッターを閉めている店が多く、少しさびしい感じです。でも、食堂などがんばっている店もあります。


鈴廣かまぼこの看板を掲げる店がありました。鈴廣かまぼこといえば、小田原です。小田原からそんなに遠くない山北だからこそという感じでしょうか。


町中にはあちこちに水路を見かけます。水が豊富なんですね。


住宅街の中にこんな味のある看板を構えた会社がありました。


通りの向こう側には山があります。


町中から少し外れたところに、石灯篭が並ぶ道がありました。


住宅街で見つけたのがこの豆腐屋、絹華。創業は、明治38年。店を切り盛りしていた若旦那さんは、6代目なんだそう。


若旦那さんのおすすめの豆腐と揚げを購入。豆腐も揚げも味がしっかりしていてうまかったです。とくに揚げは歯ごたえがいい感じでしたよ。

山北の中心市街地は、山間の町、山北らしい歴史や雰囲気を感じました。かといって外との世界との出入りもないわけではない、開かれた盆地という感じです。

ではでは今日はこの辺で。

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