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2017年 記事まとめ。人気記事トップ10とおすすめ記事トップ10

明けましておめでとうございます。去年からはじめたブログ。読んでくれた誰かに何かしら届くといいなぁ。今年もよろしくお願いします。 人気記事トップ10 2017年に、より多くの人が読んでくれた記事トップ10をお伝えします。 ブログではじめて書いた記事「この店をはじめたのはあにきにあこがれたから。 尾道の路地裏で出会った起業ストーリー」がランクイン。 「ゲストハウスって、そもそも何ですか?」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/04/blog-post_19.html 「この店をはじめたのはあにきにあこがれたから。 尾道の路地裏で出会った起業ストーリー」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/04/blog-post_8.html 「こんな経験はじめて!離島なのにオープンなんです。愛媛県弓削島」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/05/blog-post_12.html 「小さな離島でみつけた島独特の食文化。愛媛県津和地島」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/05/blog-post_8.html 「【インド紀行文1】まさにそこはドラクエのダンジョンだった! ニューデリー駅で切符売り場を探して感じたこと」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/05/blog-post.htm l 「ゲストハウスのような場をつくってみたら、人ごとに異なる旅のスタイルが見えてきた」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/06/blog-post_17.html 「離島の都会にその島らしさはあるのだろうか。長崎県福江島、福江を街歩きしてみた」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/09/blog-post_13.html 「小さいけれど、大きな魅力がつまった離島。男木島を歩く」 https://momoyururi.blogspot.com/2017/09/blog-post_15.html 「ばあちゃん家に遊びに行きたくなる。お

富士山はこんなに顔を出さない日が多かったとは! 同じアングルで写真を撮り続けて感じたことって?

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あなたが何かをするとき、カメラをかかせないというという方はいませんか? 例えば、旅をするとき。 旅の記録用として、僕はカメラをはじめました。普段の生活でカメラを持ち運ぶようにすると、面白いものないかなぁと普段からネタ探しするように。アンテナをひろげてるイメージです。スマホだとカメラを持ってる感が薄いので、あえてカメラがよいのかもしれません。 普段の生活でカメラを持つだけだと、しだいにネタ探しをしなくなりがち。おそらく刺激がないと、何も感じなくなるからかも。そこで、あえて刺激をあたえ、感じるようにするのがよいのかもしれません。例えば、いつもと同じ道ばかり歩くのでなく、違う道を歩いたり、いつもより時間に余裕をもって歩いてみたり。 今回、普段の生活で、あえて日々同じアングルで写真を撮り続けたらどう感じるのだろう? 自分は刺激を感じるのだろうか? と思い、試してみました。 富士山 アングル1 11月の頭。まだ冠雪していない富士山 雲に隠れていることも多い富士山 11月初旬。冠雪もまだほんのちょっと 青空なんだけど、富士山だけ雲がかかってることが多いのです 富士山の周りにまとわりついている雲 ひさびさにほぼくっきりみえた富士山 12月下旬。くっきり青い冬の空。富士山の雪は積もっても飛ばされてしまうことも多いそう 富士山 アングル2 すすきと富士 とある林 11月の頭のとある林 だんだん色づく紅葉 12月中旬。すっかり枯葉は落ちましたよ ぽっかり雲が浮かんでます 12月下旬のとある林 アングルの対象の表情が、時間の流れで変化するものは、撮り続けていておもしろい。今の僕のお気に入りのアングルの一つは、べたかも知れないけど富士山。富士山は雲に隠れて見えない日も多くて富士山が見えただけでもうれしくて、変化がわかりやすいのがおもしろさのポイントかもしれません。自然は時間の流れで、日々表情が変化するのでおもしろいです。 あなたも普段の生活でカメラをはじめてみませんか? ------------------------------------------- 『誰かの旅の小さなきっ

10数年前と街の雰囲気はどう変わってる? 沼津駅から千本浜までぶらり沼津街歩き

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伊豆半島の付け根にある静岡県沼津市。伊豆は知っているけど、沼津はあまり知らないという人もいるかもしれません。 そんな沼津には、海に山に、さまざまな観光スポットがあるんです。深海魚水族館や魚介系の飲食店がならぶ沼津港、ハイキングができる愛鷹山、沼津アルプスという愛称もある香貫山、ダイビングスポットとして人気があり、海水浴もできる大瀬崎、松林が続き、富士山の眺望がすばらしい千本浜など。 そして、沼津駅周辺には、昭和の雰囲気を感じる建物がところどころ残る商店街や、個性的な飲食店があります。かつて、沼津は東海道の宿場町でした。しかし、戦災で町は焼け野原に。沼津の町並みは、戦後に再建されたんだそう。 近年、沼津の商店街には、営業していない店舗がかつてより増えている印象。この流れをどうにかしようと、最近、空き物件を活用すべく「リノベーションまちづくり」という活動が動き出しています。 実は、10数年前、僕は沼津駅から徒歩10分くらいの場所に住んでいたことがあります。かつて、沼津駅周辺には、個性的でおすすめしたくなる飲食店がいくつかありました。 今回、沼津駅南口から千本浜公園まで、街歩きしました。かつて通っていた飲食店は果たして残っているのでしょうか? かつての雰囲気と現在の風景をお伝えします。 仲見世商店街をゆく 沼津駅南口から千本浜公園まで直線距離で2Kmくらい。雑居ビルや大型の店舗がある沼津駅南口からすこし歩くと仲見世商店街の入り口があります。かつては、仲見世商店街には、いくつものパチンコ屋、お菓子屋、カフェ、古着屋などが並び、週末には、高校生などの若い人から、年配の方まで幅広い年齢層の方が多く歩いていました。 現在は、パチンコ屋など、シャッターを閉じている店舗が目につきます。今回訪れたのは平日ということもあってか、かつてのイメージより人通りが少ない印象。しかし、通りに椅子を並べた新しいカフェ、アクセサリー屋、地物の野菜を売る店など、気になる店があって、まだまだ頑張っているようです。 2,300mくらい続く仲見世商店街の終点あたりにあった本格的で家庭的な中華料理店。中国か台湾の出身と思われるご主人が調理する料理にほれこみ、当時、通っていたのですが、店はすでに営業していないようです。そばにあったタトゥー屋も閉まっていました。一

その駅らしさが切り替わる境界はどこにある?新宿駅南口~代々木駅を街歩き。

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散歩が好き、そして、街歩きが好きという方は少なくないはず。そんなみなさんは、何かを探しながら街歩きすることもありますよね? 例えば、雰囲気のあるお店を探したり。 趣のある坂を探したり。 面白い柄のマンホールを探したり。 探すものは人によってさまざま。 今回、あるものを探しつつ街歩きしてみました。あるものとは「駅と隣り駅の間にある"その駅らしさ”が切り替わる境界」。 はて、らしさ、そして、境界とは何ぞや、と思われるかもしれません。 駅周辺にひろがる町に、なんとなく"らしさ"を感じることはありませんか? 例えば、新宿駅西口にひろがるオフィスビルやら大型電気店などが雑然と並ぶ、らしさ。 また、境界とは、行政区分のような境界ではなく、その駅らしさと隣り駅らしさが、今この瞬間に切り替わったと感じる場所です。 その駅らしさを独断で決め、らしさが切り替わる境界を探してみようというのが本企画。 歩くルートで駅らへんに感じるらしさ、その駅らしさが切り替わる境界も異なるのではないか、と思われるかもしれません。はい、そうだと思います。 でも、とりあえずやってみましょう。第一弾は、新宿駅南口~代々木駅編です。 新宿駅南口らしさ、代々木駅らしさ 新宿駅南口は、最近、膨張し続けている印象。新南口が新たにできたり、かつて線路だったスペースの上にバスターミナル、バスタができたり。 新南口に隣接するのは、新宿タカシマヤ、紀伊国屋書店、東急ハンズといった大型のビル群。ビルの周りにゆったり歩くスペースもあり整然としています。 駅から外に出ると、雑然と並んでいるのが、居酒屋などが入る雑居ビル群。 雑居ビル群の道を少し進むと、雰囲気ががらりと変わます。そこにあるのは、場外馬券場。 レースがある日、機嫌が少し悪いような感情が溢れる喧騒を感じます。 新宿駅南口のらしさを醸し出しているのは、新宿タカシマヤと場外馬券場ではないでしょうか。 そこから感じる南口らしさは、”ドレッシング”のよう。水と油のようにまじりあわなさそうで、食べると一つのそれらしい味がします。 一方、代々木駅のまわりには、かつて、予備校が並んでいました。今は、その数も減り、浪人生の町という印象は薄くなっているよう。今の代々木といえば 、代々木アニメーシ

ゲストハウスに泊まりました。河沿いの古い町並みの路地裏にある古民家ゲストハウス「紬舎」三重県伊勢

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(この記事は、2017年1月の訪問記です) にぎわいのある伊勢駅前と雰囲気と異なり、河沿いに昔ながらの建物が並んでいる河崎エリア。そこはかつて問屋街。河沿いの通りから入った路地裏に紬舎はあります 紬舎の建物は築100年の古民家 女将1人が切り盛り。リノベーションもご自身でされたのだとか アクセスは、近鉄またはJR伊勢市駅から歩いて数分 続いて、以下のトピックで紬舎をご紹介します。 施設の様子 滞在時の雰囲気はどうだったか 施設の様子 敷地の入り口にある案内 路地から紬舎の敷地に入ると、地面に何やら書いてある...なんだかわくわくする案内ですね。 懐かしさを感じる玄関 玄関はまさに古民家の趣が。出迎えてくれた女将に案内され通された部屋は、10畳以上ありそうな純和風なリビング兼コミュニティスペース。そこでチェックインします。 2階の廊下 ドミトリーの様子 2階は宿泊スペース。ドミトリーは2段ベッドです。2階には、広いベランダのようなスペースがあって、温かくなったらそこでのんびりするのもよさそうです。 滞在時の雰囲気 今回、訪れたのは正月明けで、ほぼ満室。チェックインをすまし部屋に荷物を置いて、とりあえずリビングに。こたつでビールを飲みながらくつろいでいる人がいました。ぼくもこたつに入り、どちらからともなく話はじめます。 リビングの反対側で本を読んでいた人も、こちらに来ました。そして、部屋に入ってきた人も話に加わります。 しばらく話してから、みんなで外へ食事、風呂に行くことに。食事をしたのは、女将おすすめの店。宿に帰ってきてから、酒を飲みつつおしゃべり。そのまま、夜も更けてきたけど、声を落とし、お互いの仕事観や旅のスタイルや人生について(笑)、語り合ったりしました。 ぼくたち以外にも旅人さんがいて、広いリビングの違うところで話の輪をつくっていました。 最後に がっつりと飲んで、話し込んだ今回の滞在。外で食事したり、風呂に入ったりと盛りだくさん。伊勢の夜をバランスよく過ごしたいという人におすすめです。

ゲストハウスに泊まりました。尾道を一望できる登録文化財の古民家ゲストハウス「みはらし亭」広島県尾道

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(本記事は、2016年8月の訪問記です) 尾道の街並みと向島を一望できる高台にあるゲストハウス。絶景です! みはらし亭の建物は、築約100年の古民家。登録文化財に登録されています 空き家再生プロジェクトというNPO団体の方が、かねてから再生したいと思っていた古民家をゲストハウスにリノベーション ゲストハウスにするにあたり、クラウドファンディングを活用し多くの方の応援や、多くの方がリノベーションにも参加して実現 アクセスは、JR尾道駅から徒歩約20~30分。石段約360段を登ります...がんばりましょう! 続いて、みはらし亭を以下のトピックでご紹介します。 施設の様子 滞在時の雰囲気はどうだったか 施設の様子 土台から建物がはみでている 趣のある尾道の商店街を歩き、360段の石段を登り、辿りついたときに感じるちょっとした達成感。みはらし亭の建物の一部が斜面に突き出ているのに驚きます(安全なように構造設計されているそうですのでご安心を)。 カフェ&バースペースからの眺望 1階はカフェ&バースペース。チェックインはそこでします。 カフェ&バーは、宿泊者の共有スペースでリビングのような役目も。窓際には1人席が数席あって、5,6人が囲めるような大テーブルが一つあります。 宿泊スペースは、1階と2階。男女MIXタイプのドミトリーは2階。トイレは1階と2階、両方にあります。 ゲストハウス棟の別棟には、宿泊者が使用できる共有キッチン、テーブル、冷蔵庫、洗濯機、そして、シャワースペース、洗面台があります。 建物のリノベーションは、NPOやボランティアの人たちでできるところは自分たちでしたんだとか。シャワールームの壁塗りはその一例。壁は手作り感があって、味があります。 建物の前は、小さな庭。ベンチとテーブルが置いてあります。喫煙所ですが、ここの雰囲気は縁側のようです。 滞在時の雰囲気 ぼくが宿泊した日、みはらし亭は満室。チェックインしたときに寝室にたまたま居た二人と話しの流れで、一緒に飲みに行きました。 みはらし亭に戻ると、大テーブルで、他の宿泊者さんがおしゃべりをしています。ぼくたちも、そこに加わりました。カウンターの中にいるスタッフさんも、話に加わったり、仕事に戻った