食虫植物もみつけられます。広大な湿原をのんびり木道トレッキング「尾瀬」


広大な湿原に延々と続く木道。
湿原の名は尾瀬ヶ原。
尾瀬を訪れたことがないけど、木道の写真は見たことがあるという方もいるかもしれません。

尾瀬ヶ原は、至仏山、燧ヶ岳(ひうちがたけ)といった2000mを超える山に囲まれた盆地。
湿原に生息している動植物も独特です。
尾瀬ヶ原は、高層湿原という形態なんだとか。
高層湿原とは低温、加湿な環境で栄養素の乏しい土壌にできた湿原。
栄養素を昆虫から補う食虫植物も生えていて、木道から見つけることができます。
湿原のあちこちに流れる川は澄んでいて、魚影が濃いです。

尾瀬にはじめて訪れたきっかけは家族旅行。
それ以来何度も訪れていますが、飽きることなく、毎回何かしらに感動します。

小学生の時、親父と二人で、至仏山に登りました。
親父が登山計画を誤り、あやうく遭難しそうになったのも今となってはいい思い出。
至仏山からは尾瀬ヶ原が一望でき、山頂付近に小さな湿原があって、それが天国のように感じたりします。

シーズンになると水芭蕉、ニッコウキスゲなどが、湿原に咲乱れます。それを見たいと思う人は多くて、訪れる人が増えます。
それ以外の何もないようなときがおすすめ! 木道のずっと先まで誰もいない瞬間にたまたま巡りあえると、木道の途中にあるベンチで昼寝したり、のんびりできますよ。

今は冬シーズンなので冬が明けたら、季節ごとに異なる風景がひろがる尾瀬に一度のんびりしに訪れてみてはいかがでしょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加