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ゲストハウスに泊まりました。小さな古民家ゲストハウス「鳩麦荘」佐賀県唐津

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路地が入り組んだ町並みの一角の小さな古民家。佐賀県唐津のゲストハウス鳩麦荘です。 ドミトリー(相部屋)は最大4人まで宿泊可能。個室は2つ。 今回は、鳩麦荘への訪問記をお伝えします。 路地裏の小さな古民家 佐賀県唐津は博多から地下鉄で乗り換えなしで行けます。博多駅で乗車した地下鉄は、やがて地上に出て、玄界灘の車窓風景をぼーっと眺めていると、終着駅、唐津駅にたどり着きました。 駅構内の観光案内所に観光地ぽさを感じつつ駅を出ると、ロータリーの先にマンションが見え、案外、都市近郊の普通の街のよう。 しかし、駅から少し離れると、細い路地が入り組んだ、静かで落ち着いた雰囲気に。その一角の小さな古民家が、ゲストハウス鳩麦荘です。 扉をあけ、中に入ると、玄関わきのキッチンにいたオーナーが出迎えてくれました。 玄関から和室にあがり、和室でチェックイン。 チックインに続き、街の案内をしてくれるオーナー。 オーナーの話っぷりに熱がこもっていて、「あ~この人は唐津が好きなんだなぁ。」と感じます。 そして、気づいたら10分はゆうに過ぎていました。 唐津の街並みは、新旧がごちゃまぜになったような感じなのだとか。駅からここまでの道のりを思い返すと、そんな風だったかもしれません。 和の雰囲気の建物 一階の和室は共用リビング。 レトロで和の小物がそろっています。 共用キッチンもあります。 トイレ、シャワーはこんな感じです。 二階は宿泊スペース。最大4人まで宿泊できるドミトリー。そして、個室が2つ。 家でくつろいでいるかのような夜 陽が暮れ宿に戻ると、キッチンで男性が料理をしていました。 今夜、宿泊するゲストさんです。 この男性、旅行でなく用事があって唐津に来ていて、約2週間滞在するのだとか。 ちなみに、滞在した夜、オーナーさんは、宿にいませんでした。 「今日は赤なまこを手に入れました。」と赤なまこを手にした男性。 「あと、生ガキもあるんです。」 生ガキは、なんと、2Kg、1000円だったそうです。 彼は、日々、土地の食べ物を入手し調理して過ごしているのだとか。 なまこ酢と生ガキをごちそうになり、居間でくつろいだ夜は、家にいるかの

ゲストハウスに泊まりました。信念は安宿、ゲストハウス「アンゴ荘」新潟市

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「ゲストハウスとは、安宿のこと。」 ゲストハウス、アンゴ荘のオーナーはいいます。 ゲストハウスとは何か? 今回は、新潟駅から歩いて行ける元旅館のストハウス、アンゴ荘の訪問記です。 下町のような住宅街にある元旅館、ゲストハウス 新潟駅の改札を出ると、視界に飛び込んでくるのは立ち並ぶビル。 しばらく歩くと大きな橋、万代橋がみえてきます。 橋を渡ると街の雰囲気は変わり、昔ながらの民家がちらほらとある下町のような住宅街の雰囲気になりました。 ゲストハウス、アンゴ荘は、そんな街の一角にあります。 元旅館と聞くと、なるほどと思うような、昭和の時代にできたと感じる建物。 扉を開けると、靴を脱いで部屋に上がる和風な玄関。 奥の部屋から出迎えてくれたオーナーが玄関でチェックインしてくれました。 元旅館ぼさが残る館内 館内も元旅館ぽさを感じます。2つ並んでいる洗面台、2つ階段があったりします。一階は共用キッチン、共用リビング。宿泊スペースは、二階。ドミトリールームは和室にベッドです。 ゲストハウスとは? 滞在した夜、僕の他にドイツからの旅人が泊まっていました。普通列車で日本を巡っているのだそう。 近所のおすすめの食べ物屋をオーナーに訊ねました。そこから話がひろがり、共用リビングのソファに座り、気づいたら食事に行くのを忘れ、がっつりとオーナーと話しこんでしまいました。 話しはいつしかゲストハウス論に。 ゲストハウスとは何なのか? 「安宿だ。」 オーナーは断言します。 アンゴ荘の宿泊費はたしかにリーズナブル。 休日の宿泊費に比べ、平日の宿泊料は、さらに安くなります。 休日の宿泊料はリーズナブル。平日をさらに安くして、集客というと語弊があるかもしれませんが、集客に対する効果はあるのでしょうか? 「そんなの知らん。」とオーナー。 もはや“安宿”というのはオーナーのポリシーのようなものなのかもしれません。 さいごに ゲストハウスを巡っているとゲストハウスのスタイルにいろいろあるように感じます。 ゲストハウスとは、シンプルに、安宿のこと。原点に立ち返ったような気持ちになりました。 宿泊費を押さえたいという方は、もちろん。シンプルでいいという方にもおすすめです。 ----- ↓

ゲストハウスに泊まりました。家にいるような「Microverse Hostel」レーゲンスブルグ・ドイツ

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家にいるように落着ける。こう感じたのは、家と同じくらいのサイズ感があるのかもしれません。 今回、紹介するのはMicroverse Hostel。ドイツのレーゲンスブルグという旧市街が世界遺産に登録されている町の旧市街の端っこにあります。 宿泊する場所と受付は別 レーゲンスブルグ駅から公園脇の遊歩道沿いを歩くこと10数分で旧市街。旧市街を進み数分でMicroverse Hostelに到着。 Microverse Hostelの扉に「チェックインは、〇〇でします。」という注意書きがしてありました。〇〇(住所)がどこかわかりません。通りを行く人に尋ね、受付にたどり着くことができました。 受付がある場所は、Microverse Hostelから徒歩1分くらいのバスのロータリーのそばです。 受付はテナントが入ったビルの1階。Microverse Hostelは個人経営ではありません。事業の一つのようです。しかし、事業の一つだからといって、受付や対応がビジネスライク、あるいはおざなりということはありませんでした。 対応してくれた男性は、レーゲンスブルクのことを詳しく教えてくれたり親切でした。というのも、彼はドイツの他の町の出身だけど、レーゲンスブルクが気に入り、ここに住んでいるそうです。彼曰く、住人の距離感がよいらしい。 ところで、Microverse Hostelは、シーツや枕カバーがオプション。チェックインのときに、それらが必要かと聞かれます。 ドイツの他のゲストハウスでも同じ様なケースがあり、ドイツではそれほど珍しくないのかも。自転車文化が発達してるし、寝袋持参で旅をするのがポピュラーなのかもしれませんね。 最大10人まで宿泊可能 Microverse Hostelは、建物の2階部分。ドミトリー(相部屋)が計2部屋あります。2段ベッドが2つの4人部屋。3つの6人部屋。それぞれのベッドに南京錠を掛けるフック付きのロッカーがあります。 共用リビング、共用キッチンは、普通の家くらいのサイズ感で、なんだか落ち着けました。 キッチンツールは、一通り揃っていて、セルフのエスプレッソマシンがあるのが何気に好ポイント。 こちらがトイレ、シャワー。ただし、トイレとシャワ

ゲストハウスに泊まりました。オペラの雰囲気ただよう「Opera Hostel」エアフルト・ドイツ

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Opera Hostel(以下、オペラホステル)は、その名のとおり、オペラがモチーフ。 それぞれの部屋には、作曲家の名前がつけられ、家具やソファが中世、照明は間接照明で落ち着いたトーン。 訪問してみて感じたのてゃ、見た目や雰囲気だけでなく、工夫され、使いやすいなということ。今回は、オペラホステルをご紹介しますね。 24時間、受付をしてくれます ドイツのエアフルトという町の中心市街地から少し離れ静かなエリアにオペラホステルはあります。エアフルトは、チューリンゲン州の州都で、人口は約20万人の町。 エアフルト駅周辺は大型の商業施設が並ぶ通りに路面電車が走り、にぎやか。駅から20分くらい歩くと、人通りは減り、町並みは落ち着いた雰囲気になってきました。そして、見えてきた3階建ての建物がオペラホステル。 ドア横のブザーを鳴らすと、すぐにロックが解除されます。ドアを開けると、石造りの廊下と階段のあるホール。ちょっと重厚な感じです。 階段をあがったところにある受付で、スタッフが待っていてくれました。スタッフは、鼻ピアスをしている女性で、パンクな印象。でも、僕のつたない英語に、やさしく対応してくれました。 他のゲストハウス・ホステルにはあまり見かけない、おもしろいなと感じたシステムがオペラホステルにありました。外出するときに、カギを受付に預け、外から帰ってきたら、24時間、ドア横のブザーを鳴らすと、スタッフがドアロックを解除してくれ、受付でカギを返してもらうシステム。 ホテル並みのサービスですよね。 スタッフが大変だろうなあと思いましたが、誰かがゲストを出迎えてくれ、ゲストと言葉を交わすという、思いやりサービスなのかもしれません。 見た目やな雰囲気だけでなく、色々使いやすい 2階、3階が宿泊スペース。建物内のトーンは、シンプルなカラーで統一されています。 家具やソファは中世風のよう、照明は間接照明。 全体的に、シックで、落ち着いた雰囲気です。 トイレ、シャワー、洗面所は、各フロアーごとにあり、白で統一され、こちらも清潔。それぞれ複数あるので、「早く済ませなくては」という焦りのようなのを感じず使用できるのもいいですね。 今回、宿泊したのは6人用ドミト