投稿

8月, 2017の投稿を表示しています

帰省するたびに食べたくなる茶碗蒸し。茶碗蒸しの吉宗。長崎県長崎。

イメージ
かつて暮らしていた街に訪れると食べたくなる物というのは、思い返すとたしかに僕にもある。 長崎に旅し、長崎駅のそばにあるゲストハウス「Casa Noda」に泊まった。 ゲストハウスに宿泊する旅人さんがくつろいだり、おしゃべりしたりする共同スペースに、長崎市内のおすすめ食事スポットを写真とコメントで紹介している、スタッフの方が作成したアルバムがある。 今夜は何を食べようかなと、アルバムを眺めながら考えていると、 その場でくつろいでいた男性、Nさんが話しかけてきた。 Nさんは、もともと長崎市内に住んでいたが、家族みんなで引っ越してしまったそう。 Nさんは、一人で長崎に遊びに来ているらしい。 アルバムのページをめくると、ページにあわせ、店ごとに特徴を教えてくれる。 かつて暮らしていた人の話は、どれも行きたくさせる。 「ばあちゃんが長崎に帰ってくると、吉宗が食べたいって言ってたんだよね。」とNさん。 Nさんとおばあちゃんにとって、思い出があるのだろう。 吉宗の名物は、茶碗蒸しらしい。 茶碗蒸しが有名なんて店を、僕ははじめて聞いた。 よし、そこにしよう。 にぎやかなアーケードから少しはいったところに吉宗はある。 外観はまるで劇場のよう。 店内は外観とうってかわり、新しい印象。 オーダーしたのは、茶碗蒸しと蒸し寿司。 茶碗蒸しは、鶏肉や銀杏といった、一つ一つの具が、しっかり存在感がある。 蒸し寿司は、デンブ、錦糸卵、そぼろと酢飯のバランスが絶妙だ。 かつて暮らしていた街に訪れると食べたくなる物というのは、思い返すとたしかに僕にもある。 その食べ物を思い返すとき、かつての場面がよみがえる。 ------------------------------------------- 『誰かの旅の小さなきっかけになれたら』 ※Twitterにて、ブログ更新情報をお知らせ致します。 Twitter(お気軽にフォローどうぞ) http://twitter.com/momoyururi ※Instagramにて、「気になる日常的旅写真」を紹介しています。 Instagram(お気軽にフォローどうぞ) http://www.instagram.com/momoyururi/ ※写真の無断使用

小さな港町でぼーっと過ごしたらできたお気に入りポイントベスト3。長崎県福江島荒川。

イメージ
ぼーっと過ごしてみたら 福江島のビーチの一つ 離島と言えば、きれいなビーチをイメージされるかもしれません。 長崎県福江島には、きれいなビーチがたくさんあります。 しかし、この文章はビーチについて書かれていません。 離島にある小さな港町に滞在し、これといって特に何をするでもなくぼーっとするというのがテーマです。 そんな過ごし方をしてみたら、ぼーっと過ごすお気に入りの場所ができました。 お気に入りの場所は、観光施設とかではないけど、自然と暮らしが調和しているような場所。小さな港町でぼーっと過ごしてできたお気に入りポイントをご紹介いたします。 滞在先は小さな港町 長崎県福江島にある荒川集落は、小さな港町。 大きな町ではないけど、港はスケールが大きい。 その理由は、その昔、この港は捕鯨基地だったんだとか。 昔ながらの旅館 入り組んだ細い道に家々が密集しています。 集落には温泉があり、昔ながらの旅館もあります。 昔から旅人が訪れていたのでしょう。 昨年、この集落にオープンした古民家ゲストハウスが「ネドコロノラ」です。 今回、「ネドコロノラ」に滞在しました。 小さな港町でぼーっとするお気に入りポイント 集落の一通り散策し、商店ものぞきました。 さて何をしましょう。 あえて、特に何をするわけでもなく、落ち着けそうなころでぼーっとしてみます。 そうしたら、いつの間にかお気に入りポイントができていました。 お気に入りポイントベスト3を、以下に紹介します。 神社から港をながめる 神社から集落をながめる 神社と夕暮れ 一つ目は、神社。集落は山に囲まれていて、斜面に長い階段があり、それを登ると神社があり、港や集落を見渡せます。アイスでも食べながら、神社でぼーっと過ごしました。 湖のような海と緑が濃い山 二つ目は、港のはじっこ。港から海を挟んだ向かいに緑が濃い山があり、海の碧色と山の緑色のコントラストが映える風景をじーっと眺めるでもなく過ごしました。 温泉に入った後に丸いやつで夕涼む 三つめは、港の別の場所。宿からすぐの場所に外湯の温泉があります。 宿も温泉も海の目の前。温泉に入り、港にある丸いやつに座り、ぼーっと夕涼み。 最後に

相部屋の宿があるなんて知らなかった。勘違いとゲストハウス

勘違い 勘違いは誰しもたまにはするし、珍しくもないことだと思います。 思い返してみると、勘違いが運悪く悪い結果、逆に、予想外によい結果に結びつくこともありました。 ちょっとした勘違いをし、結果として楽しい体験につながったと思われる旅人さんに出会いました。 その旅人さんのちょっとした勘違いストーリーです。 はじめての福江島、ゲストハウス雨通宿 先日、長崎県福江島に訪れました。 五島列島は、魚がうまいと人から聞いていたし、 キリシタン文化も気になっていて、 以前からいつか訪れてみたい旅先の一つでした。 宿泊先は港から歩いても行ける「雨通宿」というゲストハウス。 「雨通宿」は布団屋をしつつ、ゲストハウスもしているのが他のゲストハウスとちょっと違うところ。 「雨通宿」はバーを併設し、地元の人もバーに訪れるんだとか。 勘違いをしたらしい旅人さん 宿に午前中にチェックインし、荷物を置いてから出かけ、夜に部屋に戻りました。 部屋は男女別の相部屋で、二段ベッドが並んでいます。 私が寝る下段ベッドを見ると、その上段ベッドには、旅人さんが座っていました。 旅人さんにあいさつをかわしつつ、おしゃべりをします。 旅人さん=Mさんは、三重から一人で来ているそう。 「なんか値段が安いなあと思ったら、こんな感じだったのでちょっとびっくりしているんですよ」と苦笑いするMさん。 Mさんは、はじめてゲストハウスに泊まったそう。 どうやらゲストハウスについてまったく知らず、この宿もビジネスホテルと勘違いしていて、相部屋というスタイルにびっくりしたらしい。 「いやー昨日は飲みすぎちゃいました。」と笑います。 Mさんは昨日も雨通宿に宿泊し、一泊だけする予定を変更し、今夜もここに泊まっているんだとか。 昨夜の記憶が定かではないけど、少なくとも6杯はバーで飲んだそう。 本日もバーでおしゃべり 「今日は量を減らそう」と話しながら、その日もバーで飲むことに。 Mさんは、左官の仕事をしているそう。 そう言われると、実直そうな感じが職人のように見えます。 左官の仕事は、雨の日は作業をできず、工期がずれるのが当たり前らしい。 そのため、なかなか予定を立てづらいのだけど、それにめげず仕事に空きができると、旅をしているそう。 バーテ

旅先で偶然に出会った普段顔を合わせている人とギャップ

「まさかこんなところで!」 普段、顔を合わせている人に、旅先で偶然出会ったことはないでしょうか。 「なんかいつもと違うな」 出会って、そう感じることがあります。 いつもと違う=ギャップ。 日常と非日常という状況で感じるギャップについてお伝えします。 京都のユースホステルにて 京都に訪れ、ユースホステルと呼ばれる宿泊施設に滞在しました。 風呂から上がり、さっぱりした気分で階段を登っていると、階段を下りてくる人がいる。 無意識にちらりと顔を見る。 なんだか違和感を感じる。 もう一度、顔をちらりと覗いてみる。 なんと会社の同僚の新人女子に間違いない。 新人女子、SJさんも僕と同じような顔をしている。 SJさんの隣には、男子がいる。 普段会社で見るSJさんは、新人ながら仕事をばりばりとこなし、ちゃきちゃきとした印象。 なんだか気まずさを感じつつ「京都に旅行?」「そうなんです。」 何とも言えない会話をする。 今日のSJさんは、大人っぽく見える。 後日、会社で再会したSJさん。 何事もなかったようにいつものSJさんだ。 尾道のゲストハウスにて 尾道のゲストハウスでも、異なる出会いがあった。 宿にチェックインし、宿泊者が自由に使える共同スペースの和室で、お茶を飲みながらくつろいでいると、見たことある人が部屋に入ってきた。 一瞬、脳が理解できず、そのすぐあとに記憶が蘇り「あっ!」という声を上げる。 相手も「あっ!」と言っている。 彼、YTくんは、4カ月に渡る市民ミュージカルにかつて一緒に出演した仲間だ。 当時、毎週のように顔を合わせていた。 たまたま部屋にいた旅人さんと、YTくんと街にくりだすことに。 尾道の夜は早く、開いている店が見つからない。 そうして歓楽街のようなエリアに辿り着くと、 キャバレーのような店から出てきた女性とお客様。 お客様を見送った彼女に、YTくんはおもむろに近づき、 「どこかおすすめの飲食店はありませんか?」と訪ねる。 彼女は「はっ!?」みたいな顔をしているが、YTくんは動じない。 そんな積極的なYTくんをはじめてみた。 日常と非日常と充実感 「なんかいつもと違うな。」 彼らにそう感じます。 逆に、自分自身にも、同じことが言えるのかもしれません。

どの実を大きくし、どの実をつみとるか。おくらと私

イメージ
今年、畑をはじめました。 雑草の成長は早く、抜いてもすぐまた生え、たくましい。 思っていたより、野菜もたくましい。 野菜は、ほったらかしにしていても勝手に育ってくれます。 野菜ごとに成長する早さが違ったりする個性があったりします。 育てている野菜の中でお気に入りのひとつが、おくら。 おくらはいっぺんに実がならず、一輪の花が咲き実になり食べごろになる。そして、また花が咲く。 一月以上にわたり、そういうのが続き、楽しませてくれています。 育ちすぎたおくらの実 おくらの実は育つのが早く、小さな実はどんどん大きくなり、食べごろを2,3日過ぎると実が固くなります。 食べごろを過ぎた実を摘みとるのもなんだか気の毒に思い、そのままにしていたら、 「摘みとったほうが、次になる実に栄養が回るからいいよ」と知人。 自分自身にも、少なからず実があるはず。 すでになってる実でなく、まだ花が咲いてるだけで実になってないのもあるかもしれない。 どの実を大きくし、どの実を摘みとろう。

オムニバス版音楽アルバムのような商店街。岐阜駅のそばにある柳ケ瀬商店街。

イメージ
オムニバス版音楽アルバム 複数の作者の音楽作品を一つのアルバムにまとめたオムニバス版。 曲ごとに個性があります。 岐阜駅のそばにある柳ケ瀬商店街は、通りごとに個性があり、 まるで、オムニバス版商店街のよう。 通りごとに個性のある商店街 駅のそばの飲食店が並ぶ通り シャッターが閉まってて寂しい印象の通り レンガ通り 日ノ出町通り 柳ヶ瀬本通り 路地裏っぽい通り 飲み屋などが並ぶ通り 弥生町 デパート、噴水がある休憩スペースがある華やかな通り。 飲み屋が連なる通り。 花や、喫茶店、和菓子屋さんなどが並ぶにぎやかな通り。 中華料理屋さんの名前を冠する通り。 路地のような通り。 昔からの店舗が並ぶ通り。 シャッターが閉じてさびれてしまった通り。 通りごとに名前がついていて、個性を感じます。 最後に オムニバス版音楽アルバムを通して聴くと、 全体を通して、一つの世界観のようなものを感じることがあります。 柳ケ瀬商店街も、一つの世界観のようなものを感じられるのかもしれないし、 それが柳ケ瀬商店街らしさなのかもしれない。 ------------------------------------------- 『誰かの旅の小さなきっかけになれたら』 ※Twitterにて、ブログ更新情報をお知らせ致します。 Twitter(お気軽にフォローどうぞ) http://twitter.com/momoyururi ※Instagramにて、「気になる日常的旅写真」を紹介しています。 Instagram(お気軽にフォローどうぞ) http://www.instagram.com/momoyururi/ ※写真の無断使用はご遠慮願います。 写真をご希望の際は、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

移動しながら旅先を考えられる。18切符で神奈川から長崎まで行ってきました。後半

どこかしらに旅しようとは思っているのだけど、直前まで行先を決めきらず、移動しながら行先を考えられる旅をすることに。 初日は、神奈川県から広島県福山市まで移動し、福山に宿泊しました。 昨夜は、頭が痛く、福山駅のそばにある商店街のお祭りを覗くこともなく早々に就寝し、おかげで、今朝はすっかり体調が回復。 旅の基本前提は、心身ともに健康です。 福山駅を早朝に出発し、長崎を目指します。「18切符」旅の後半です。 (前半、 https://momoyururi.blogspot.com/2017/08/blog-post_20.html ) 車中で考えたこと 住んだことがあるわけではなく、旅で何度も訪れるとそこを通りすぎるだけで、懐かしさみたいのを感じるもんなんだなぁ。仲がよいとかそういう人がいるわけではないあの人今日もああしてるのかな、あのとき楽しかったなと思ったり。尾道。 pic.twitter.com/YD7mnmHA7E — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月13日 あてもなく旅してて、とりあえずあそこに行ってみようという目的と、とりあえず寝るとこはありそうだという安心とを確保したら、移動するこれからの時間をどう過ごそうかと、わくわくしてくる。 — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月13日 電車が岡山、広島、山口と進むにつれ、窓の外の風景、車内の風景に、人や建物が徐々に減り隙間が多くなる。由宇駅の手前辺りから、大畠駅までの隙間感と、凪いだ瀬戸内海と緑色の島々が印象的。 pic.twitter.com/KldlbOrqvW — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月14日 新山口駅にあるセブンイレブンじゃないほうの店にある「黄金カレーパン」は、オーダーしてから揚げてくれるらしい。それを知らず、まだ温かい調理済みを買ってしまったのだけど、外側がかりかりしてる。牛肉ゴロゴロと看板にあり、ゴロゴロかどうかはおいておいて、牛肉感はある。 pic.twitter.com/vBtapAxOCA — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月14日 関門海峡をわたり九州上陸。早速、小倉で「かしわうどん」。かしわ=鶏肉。麺類に名物があるとうれしいな

移動しながら旅先を考えられる。18切符で神奈川から長崎まで行ってきました。前半

イメージ
夏休み。 どこかしらに旅しようとは思っているのだけど、直前まで行先を決めきらず、移動しながら行先を考えられる旅をすることに。 移動しながら行先を考えられる手段として「18切符」を使いました。18切符は、5枚つづり。一枚は、一日間有効。全国のJR、普通列車に乗れます(例外あり)。 私が住んでいるのは、神奈川県西部の松田町。ここからとりあえず西に向かいます。 車中で感じたこと 汽車旅といっても、新幹線と普通列車ではみえるものが違う。浜名湖辺り。舞阪駅は駅のそばに、うなぎ問屋、養殖の看板が並び、さすが浜名湖と思う。隣の弁天島駅は、観光地。降りる家族連れは潮干狩りにでも行くようにみえる。隣の新居町駅は、ボートレース場が見える。好きそうなおじちゃんが降りる。 — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月13日 京都駅。ちびっこと絵本を読む親。赤ちゃんをだっこするお父さん。だっこされた赤ちゃんをあやすお母さん。夫婦と子供三人の家族連れ。長女が不機嫌そう。爆睡してる人、スマホしてる人。そして、観光らしい外国人。外国に行くと列車内で人間模様を観察するけど、外国の人も同じ様にしてるのだろうなあ — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月13日 電車が上郡駅を出ると家はなくなり、山がせまる中をひたすら走る。そうして、久々に家が現れ、古い煙突が何本かたつ山あいの集落の中にある三石駅に到着。上郡と三石の間は県境らしい。三石は、明治から続く煉瓦の企業があるらしく、あの煙突はそれ関連なんだろうなあ。そのうち行こうリストに加えよう — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月13日 三島由紀夫の「アテネ」という旅行記を読んだ。僕の中では歴史上の人。パルテノンについて「空の絶妙の青さは廃墟にとって必須のものである」、観光バスで団体観光することになったちょっとした憂鬱感など、共感。昔の人と現代で共感できたようで、ちょっとうれしい。 — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年8月14日 岐阜で途中下車し街歩き 電車にずっと乗ってると飽きがきて、どこからしらで途中下車したくなります。 途中下車したのは、何度か通過したことはあるけど降りたことない岐阜駅。 岐阜駅を街歩きする

ゲストハウスに泊まりました。ちゃぶ台に自然と人が集まるゲストハウス「ちょっとこま」。香川県高松市

イメージ
(この記事は、2017年1月の訪問記です) ご夫婦で切り盛りしています。( ご主人がメインで切り盛り ) アットホームな雰囲気 アクセスはJR高徳線、高松駅から1駅の昭和町駅のそば。または高松駅から徒歩20分強くらい(高徳線は本数が少ない) 続いて、以下のトピックでゲストハウス「ちょっとこま」をご紹介します。 施設の様子 滞在時の雰囲気 施設の様子 看板が目印 玄関を望む 高松駅周辺とはおもむきが異なる住宅街。大通り沿いの看板でそれとわかる建物がありました。扉を横にスライドすると、受付にいたご主人が笑顔で迎えてくれました。 ちゃぶ台と旅の情報とリビング リビングの壁側 受付がある空間には、ちゃぶ台が鎮座しているスペースがあります。そのスペースは、宿泊者の共有スペース兼リビング。壁には旅の情報が並んでいて、旅のヒントも得られます。 シャワールーム 1階には他に、宿泊者が使える冷蔵庫、シャワー、トイレがあります。宿泊スペースは、2階。2階には3部屋あります。今回留まった部屋は、4人部屋のドミトリー。ドミトリーは2段ベッドです。 滞在時の雰囲気はどんなだったか 朝のひととき。ご主人(手を挙げている方)と一緒に チェックインしてから街歩き、夕食を外で済まし、宿に戻ると、リビングには誰もいません。ちゃぶ台に向かい座って本を読んだり、だらだらしていると、ご主人が話しかけてくれました。 しばらくすると、宿泊者さんが外から帰ってきて、ちゃぶ台を囲み、一緒におしゃべり。さらに外から帰ってきた人がおしゃべりに加わり、自然と人が集まりました。 最後に ちょっとこまは、小さくて、かわいらしいゲストハウス。やわらかくておしゃべり好きなご主人とちゃぶ台に自然に人が集まりました。都会のよさがあるけど忙しすぎず、ふれあいも楽しみつつといったバランス重視派におすすめです。

集落散歩。子供たちの声が聞こえてきそうな小さな旧分校。神奈川県山北町高松集落

イメージ
神奈川県というと田舎というイメージはあまりないかもしれません。 しかし、連なる山があり、そこには熊も住んでるんだとか。 そんな山間部にある山北町。 山北町には、百名山の一つである丹沢山系があり、山間に小さな集落がいくつかあります。 山に囲まれた小さな集落、高松もその一つ。 牛舎 集落を貫く道を歩くと、牛のにおいがしてきて、現れたのは牛舎。 牛舎の窓から中をのぞくと、おだなかな目をした牛と目があいます。 旧分校 さらに通りを行くと開けた広場、その奥に木の壁が年月を感じさせる小さな木造建築、旧高松分校があります。 木造校舎は、中に入れませんが、外から様子をうかがうことができます。 小さな木片画 小さな廊下、下駄箱、そして、壁に飾ってある正方形の木片に描かれた絵の数々。 木片画には名前が書いてあり、どうやらかつて通っていた小学生、一人一人の作品のよう。 描かれているのは鳥、花などで、ここ山北の自然なのでしょう。 平成17年。。。というのが最後。 そこで時は止まっていますが、子供たちの声が今にも聞こえてきそう。

好きなことを横に展開すると、好きなことがより好きになる。日常でせず旅先でしかしない好きなこと

趣味などの好きなこと 好きなことをするのが、特定の状況下であったり、何かしらの条件とセットになっていることはありませんか。 例えば、私の場合、日常ではせず旅先でしかしない好きなことがあります。 好きなことをするのを、横に展開したら、。 日常でせず旅先でしかしないことを、日常でもしてみたらどうなるのか。 横に展開する際、新たな魅力を加えてみると、 好きなことがより好きになりそうな予感がします。 旅先でしかしない好きなこと カメラを撮影する B級グルメなどに偏食する 人との交流があるゲストハウスのような空間を訪れる 両方でする好きなこと 散歩する 酒をのむ 本を読む ランニングする 山登りする 旅先でしかしない理由 旅先でしかしない好きなことに感じている魅力は以下の通り。 カメラ×その土地ならではの風景、 好きな食べ物×ご当地グルメ、 解放感×僕とは全然異なる背景を持つ人との出会い 旅先でしかしない理由は、 旅ならではの魅力と組み合わせることで、 より魅力を感じているからです。 旅先でしかしないことを日常でも楽しむには 旅先でしかしないことを日常でもしてみる。 旅先ならではの魅力を、日常に求めるのは難しいかもしれません。 日常という状況だからこそ感じる魅力を新たに組み合わせれば、 旅先とは違う楽しさがありそうです。 最後に 好きなことを横に展開する。 展開する際、新たな魅力を加えてみる。 すると新たな魅力が、好きなことに加わることになり、自身が感じる魅力が増し、好きなことがより好きになりそう。 好きなことを横に展開すると、好きなことがより好きになりそうな予感がします。 ------------------------------------------- 『誰かの旅の小さなきっかけになれたら』 ※Twitterにて、ブログ更新情報をお知らせ致します。 Twitter(お気軽にフォローどうぞ) http://twitter.com/momoyururi ※Instagramにて、「気になる日常的旅写真」を紹介しています。 Instagram(お気軽にフォローどうぞ) http://www.instagram.com/momo

「北風よ早く来い」(堀江謙一著)を読んで。孤独と孤立について思うこと

「北風よ早く来い」は、ヨットで太平洋を単独横断されたときの話です。その中に、孤独と孤立について書かれた一節があります。 孤独と孤立はちがうんじゃあるまいか。人間の中にいて、そっぷを向かれてぽつんとしている。これが孤立だ。孤独は、だれもいないところにひとりいることである。おざなりにされた孤立には、とても耐えられない。しかし、まわりに人がいないというだけの孤独なら、いつかは我慢できるようになる。「北風よ早く来い」より 一人旅と孤独 単独太平洋横断も、一人旅。 どこまでも続く孤独の世界。 そんな状況に自分が置かれたら、どんな気持ちになるのでしょう。 僕にとっての一人旅は、孤独と出会いの連なり。 両方に価値があると思っています。 孤独な時間は、自分と向き合える。 出会いは、出会いを通して、化学変化するきっかけになりえる。 コミュニティと孤立 孤立は、耐えられないと僕も思います。 社会人になりはじめて勤めた会社では、同僚と休日に遊びに行ったり、仕事だけでなくプライベートなつきあいもしました。しかし、その後、転職し、現在も繋がっている人は、一人しかいません。 同僚とは上辺だけの付き合いで、今でも繋がってるその人とは、お互い腹を割り、理解し、その上で気が合う間柄だったのでしょう。 その後、関わったいくつかのコミュニティでは、コミュニティに属しているときは、それなりにつながっているようでも、後になって誰ともつながっていないこともあります。 あたりさわりなくやり過ごすより、どれだけお互い腹を割り、理解できるかだろう。 ------------------------------------------- 『誰かの旅の小さなきっかけになれたら』 ※Twitterにて、ブログ更新情報をお知らせ致します。 Twitter(お気軽にフォローどうぞ) http://twitter.com/momoyururi ※Instagramにて、「気になる日常的旅写真」を紹介しています。 Instagram(お気軽にフォローどうぞ) http://www.instagram.com/momoyururi/ ※写真の無断使用はご遠慮願います。 写真をご希望の際は、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

生産量1位の香川県小豆島。2位の長崎県南島原の素麺を食べ比べしてみました

素麺の生産量1位は香川県小豆島。2位は長崎県南島原。たまたまもらい物して、両方が家にある。素麺の生産者から、素麺そのもので、他の人が生産した素麺と味や食感に違いを表現しにくいって話を聞いたことある。食べくらべして試してみようっと。 #素麺 — 百田 洋海 (@momoyururi) 2017年7月30日 素麺の食べ比べをしてみました。 公平を期すため、鍋を二つ用意。 ゆで時間も、ほぼ同じ50秒にしました。 ゆであがった麺を水にさらしていると、手触りと太さが少し違うのに気づきます。 味はそんなに差がないよう。 食感、のどごしに明らかに違いがある。 最後に もしかしたら、太さが違うので、ゆで時間が同じというのがよくないのかもしれません。 食べ比べをし、驚いたのは、想像以上に違いがあること。 人から話を聞き、そんなに違いはないだろうと、先入観がありました。 ”百聞は一見にしかず”ですね。

「暮らすように旅をする」から思う、旅のスタイルもいろいろあるはず

旅に出ようと思いたち、ガイドブックを開く、人から話を聞くなどし、自分が気になる情報を得て、観光をする。それを一つの旅のスタイルとするならば、旅のスタイルは、他にも、もっといろんなスタイルがあるはず。 「暮らすように旅をする」って、沈没するみたいなイメージがあった。それはそれで面白いと思うけど、その地域で働いてみたり、その地域のコミュニティに入ってみたら、気づくことも違いそう。 — 百田 洋海 (@momoyururi)  2017年7月30日 「暮らすように旅をする」 それは、観光する旅と、違いがあるのでしょうか。 かつてした旅から思うことをお伝えします。 農家に住み込む かつて、長野県の農家に、1か月間住み込み、仕事をお手伝いしたことがあります。 その農家は、キャベツやレタスといった高原野菜を生産していました。 夜が明ける前に起床するところから、1日がはじまります。 起きて何も食べず、軽トラックで畑に移動する。 移動している間に、徐々に夜が明けはじめ、辺りの風景が見えてくる。 畑に到着し、働きだす。 2時間くらいし、畑で朝食を食べる。 そして、また働き、家に戻り、昼ご飯を食べ、昼寝し、夕方まで働く。 あとは自由。 そんな1日を過ごしていました。 山に囲まれ、どーんと開けた畑。 夜が明け、あたりの色が変化していく中で働きだし、日が暮れるまで働く。 ご飯を食べながら、ご家族の一員のように、なんてことはないおしゃべりをする。 おしゃべりしながら畑で食べる、ゆで卵、とうもろこし、おにぎりなどの朝食。 土地の人と関わり、 土地で働き、 土地で暮らす。 最後に 「暮らすように旅をする」ことで、気づくことは、観光のそれとは、異なるテーマなのでないでしょうか。 気づきは、次の一歩に踏み出すきっかけとなる可能性があります。 旅のスタイルもいろいろあるはず。歩みたい方向性を意識し、旅のスタイルを決め、旅をする。そして、またはじめに戻るというのをしてみるのはどうでしょう。 ------------------------------------------- 『誰かの旅の小さなきっかけになれたら』 ※Twitterにて、ブログ更新情報をお知らせ致します。 Twitter(お気軽にフォ