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ゲストハウスに泊まりました。農的な田舎暮らしを体験「ゲストハウス地球宿」長野県安曇野

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(2018年5月の訪問記) 北アルプスに囲まれた盆地に、田畑が拡がっていて、道ばたに道祖神をみかける、なつかしさのようなのを感じる安曇野。 ゲストハウス地球宿では、安曇野で農的な暮らしを実践しているオーナーと農的な田舎暮らしを一緒に体験できます。 農的な田舎暮らしを体験と一言で言ってもよくわからないと思うので(笑)、滞在した際の雰囲気をお伝えしますね。 ゲストハウス地球宿の食事は自家製野菜 望三郎さん 地球宿は、ゲストハウスとしてオープンしてからすでに約10年経過。国内のゲストハウス界隈でも昔からあるゲストハウスなのです。宿のオーナーは、望三郎さん。他にスタッフの方々やウーフという滞在型農業ボランティアの方もスタッフをしていて、とてもにぎやか。 地球宿の食事は、一言でいうと"贅沢"。というのも、望三郎一家は農的な暮らしを実践されています。望三郎さんたちが育てた米や野菜が食材なのです。 食事はみんなでいただくスタイル 地球宿の食事は、みんなでいただくスタイル。海外からのゲストさん、家族ずれ、ひとり旅などさまざまはタイプのゲストさん、そんなゲスト、スタッフ、みんなで食事をいただきました。 畑 フキをとっています タラの芽を採りました せっかくだし、農家に滞在したからには、農作業を手伝ったり、体験したいという方もいるかもしれません。農作業を手伝う仕事があれば、ゲストの方も農作業を体験したり、手伝ったりできます。今回は5月の訪問だったため、畑仕事はあまりありませんでしたが、タラの芽やフキを自分たちで採りました。 トランプしています 食事のあとの雰囲気はおしゃべりしたり、温泉に行ったり。他の旅人さん、スタッフさんと一緒におしゃべり。大人だけでがっつりしゃべりこんだり。子供と大人で一緒にトランプしたり。そして、地球宿から車で5分くらいのところにある温泉に行ったりしました。 手づくりパンの朝食 パン生地をこねています 出来上がったパン生地 パン生地を棒に巻いて焼きます できあがり 翌朝、起床すると台所でスタッフさんたちが何かをつくっています。朝食用のパン生地! パン生地は自分たちで焼きます。朝からとて

いつか移住したいと思う方へ。旅のついでに移住調査を兼ねるおすすめの方法

いつかどこかに移住したいなあ、と思うことがある。そんなあなたが、どこかに旅をするとき、その旅先が、移住したい地域となる可能性があるのなら、旅のついでに移住の調査をする方法があるのです。 移住調査とは何と思うかもしれませんね。ここでいう移住調査とは、自分がしたい暮らしができるかどうかを調べること。 今回紹介する旅のついでに移住調査をする方法は、移住案内をしてくれるサービスを利用すること。例えば、東京の場合、有楽町にふるさと回帰支援センター。ふるさと回帰センターには、都道府県ごとの移住情報が集まっています。都道府県ごとに担当の方もいらっしゃるので相談したり、人を紹介してもらえたりします。 ふるさと回帰支援センターというと、がっつりと移住相談というイメージがある方もいるかも。でも大丈夫です。僕は、旅のついでに移住調査を兼ねる今回のようなケースで利用させてもらっています。 移住調査ではどんなことを見たり聞いたりするのか。例えば、移住してからのライフスタイルのイメージがあるのなら、そのイメージに合うような場所が旅先にあるのか聞いてみたり、空き家を紹介してもらったり。その地に移住されている方を紹介してもらえたりします。 もし気になるようでしたら、一度ふるさと回帰センターを利用してみたらいかがでしょう。 ふるさと回帰支援センター https://www.furusatokaiki.net/

農業の知識は素人レベルだけど農業人として独立したい。そんな人向けの新規就農者支援制度とは

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農業は素人レベル。でも、農業で独立したい。  そんな人向けに、素人が農業人になるまでを行政が支援してくれる制度があるとのこと。 先日開催された農業人フェアにて、新規就農者支援制度(以下、支援制度)の話をききました。支援制度は、ざっくりと以下のような内容です。 農業人として独立するまでの計画立案のサポート 計画が行政に認定されれば、2年未満の研修受講 研修受講期間、および、独立後の一定期間の金銭的支援 支援制度に関する僕と行政の方とのQ&Aです。 Q,目指す農業人は、そのようなスタイルでもいいのでしょうか。例えば、宿の経営と農業という兼業のスタイルでもOKか。 A、基本的には、がっつりと農業だけで食べていきたいという心意気がある人向けの制度。 最初から兼業を目指すというのは認められないだろう。 (ただし、他の地域の担当者によっては、農作業体験型の宿ならOKかもといってました。体験型宿は、6次産業化に該当する可能性があるかも、とのこと) Q、がっつりと農業だけで食べていくというのはどのくらいの田畑の大きさのイメージ? A、原則、50a(もっと小さい面積でもOKな例外あり) Q、支援制度を利用するには年齢制限はあるの? A、原則、45歳未満。ただし、地域によっては45歳以上も制度を使用することができる。 話をきいた支援制度の僕のイメージは、がっつりと農業だけで食べていくと決心しているなら活用したい制度だと思いました。 農業をとりあえずやってみたいとか、将来、場合によっては農業以外のことに興味が移るかもしれないとか、そんな場合は、支援制度ではなく、別の手段、例えば、地域おこし協力隊も一緒に検討したほうがいいのかもしれません。 、

【写真の日記】旧道の魅力にひかれた集落訪問。神奈川県山北町の谷峨

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いきなりですが、旧道とは、かつての幹線道路がバイパス道路などに置き換わった道路のこと。 旧道沿いの谷峨という集落に訪れました。谷峨は、神奈川県山北町にある旧道が集落を貫いた集落です。なぜ谷峨に訪問したのかというと、旧道沿いには、かつての面影を見つけたりといった発見の可能性があるからです。 旧道の歩道橋 歩道橋からの眺め 旧道の車通りは、多くはありません。そんな旧道がかつての幹線道路だった証といえそうな歩道橋がありました。歩道橋からの眺めは、山の緑が迫ってくるようです。 苔の蒸した側道がまた良い感じ 旧道には、歩行者用の側道もあります。利用者があまりいないのでしょうか。苔がより感じにむしています。 旧道から集落の中に行ってみましょう。ゆるやかな斜面地に、家々や田畑が続いていました。きれいな石垣が印象的です。 集落のはずれにあるのが、ドライブインのような食堂「一休食堂」。大型トラックの方々が休息しています。今も、一休は大切な休憩ポイントとなっているようです。 そして、最後に見つけたのがこれ! 森永アイス自販機。見たことがない商品だらけです。動いていないのが残念... 小さな発見が楽しかったです。 ではでは今日はこの辺で。

プロフィールと活動内容( 2018/7/21 更新 )

プロフィール 本当にしたいこと、仕事、健康、人間関係、資産など色々ある想うこと。行きついた想いは、シンプルに行こう! 現在、40代会社員。シンプルに行こう! をテーマにしています。 一人旅をはじめたころゲストハウスにてそれまでの人生で経験したことがない出会いを体験。出会いに可能性を感じるように。その後、自然だったり、文化だったり、自分自身だったりと出会いって人だけではないのだなあと思ったりしつつ、いつしか、誰かさんのきっかけになるようなゲストハウスをしたいと思うようになりました。2016年夏、ゲストハウスをしようと決意。 旅で好きになった町に物件探しのため通いはじめたある時、「あれっ、なんか違う... 」と違和感が。暮らすのと旅するのは違うことに気づきました。 それから、ゲストハウスをどこでどういう風にしたいのか、どこに住みたいのか、そして、生きていけるのか、ともやもやが噴出。 現在、会社員⇒①どこでも生きていけるようにする⇒②住みたい場所に移住⇒③したいことして生きるを目指しています。 属性 国内外110軒のゲストハウス滞在のゲストハウスフォトライター 食べ放題よりチャレンジングな大盛りが好き 旅好き(離島や集落が好み) Twitterアカウント Twitterにてブログ更新情報をお伝えしています。お気軽にフォローどうぞ。 http://twitter.com/momoyururi Instagramアカウント http://www.instagram.com/momoyururi/

ゲストハウスに泊まりました。シンプルで持続可能な暮らしとは? 「ゲストハウス シャンティクティ」長野県池田町

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(2018年5月の訪問記) ゲストハウスシャンティクティは、長野県池田町の山の中にあるゲストハウス。 パーマカルチャー、持続可能な暮らし、自然農。。。あまりなじみが無いキーワードを、ゲストハウスに滞在していると自然と感じられるのです。 何だか小難しそうだな、と思われたかもしれませんがそんなことはありませんので、ゲストハウスシャンティクティに滞在した際の雰囲気をお伝えしますね。 シャンティクティ = パーマカルチャー、自然農、持続可能な暮らし シャンティクティを運営されていらっしゃるのは、臼井さんご夫妻。シャンティクティを表すキーワードは、さまざまです。パーマカルチャー、自然農、持続可能な建物、シンプルな暮らし...などなど。 食事はあるといえばありますが、ユニークなシステムです。食事をみんなでつくるのです。ただし、自分が一緒に作りたければです。外に食べに行ったり、他に予定があったり、いつも作っているのにゲストハウスに泊まるときは...という場合、食事を作るのを手伝わないで、食事だけを一緒に食べるだけでも全然問題ありません。自分がしたいようにすればいいというスタイルです。食事はテーブルをみんなで囲んでいただきます。 敷地内には、一見、自然の草花が生い茂る庭のようにみえます。実はここが畑なのです! 自然農というスタイルの農法を実践しているのです。自然農の畑には、蝶々が飛びかい、自然の草花が風に揺られる間に、野菜たちが一緒に育っているようです。 朝は、ヨガの時間があります。その後、朝食でいただく野菜を採りに行くツアーがあったりします。もちろん、参加したければ参加すればよいし、眠たければ寝ていればOK。 共同でつくる食事 今回の訪問は、男一人(いつもそうですが)。料理を作るのを手伝いたいけど、足手まといになりそう、と思っていました。準備を開始する時間になり、どうしようかなあと尻込みしていると、住み込みで暮らしている方が、声をかけてくれました。 人それぞれに合わせて手伝うことを教えてくれるので、足手まといにはなりませんでした。例えば、野菜を切ったり。初対面の人でも自然とおしゃべりの中に入れて、楽しかったです。 食事はみんなでテーブルを囲みました。食事の時の話題は、庭にあるモバイルハウスやオフグリッドの話をしたり。

【写真の日記】河が蛇行する所にある小さな集落でみつけた小さな祠にまつわるストーリーとは。神奈川県山北町の四軒屋

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(Google Earth) グーグルアースのこの写真をよーく見てみると、川が蛇行しているところに、集落があるの、わかりますか。 この集落はどんな感じなのだろうと、訪れてみました。場所は、神奈川県山北町にある旧国道ぞいの四軒屋というバス停のそばです。 集落に行くには、旧国道から橋をわたります。 この橋、川面からの高さがあって、結構こわい。 川面に映る緑が緑茶のように濃いです。 集落に入ると、通りはこんな感じです。わりと新しい家々が並んでいて、空き家もあるようですが、ほとんどの家々には人々が暮らしている生活感があります。 駅はないのですがJR御殿場線が集落の中を通っています。 集落の端には道祖神がありました。山々と川に囲まれたとても静かな集落でした。 旧国道に戻り、少し歩いてみると、林の中に赤い鳥居があるのが見えました。行ってみましょう。 そこにはあったのは小さな祠。 今から100年以上昔、現在のJR御殿場線が旧東海道線として開通。トンネル工事の際、キツネの巣を壊してしまったんだとか。鉄道開通後、列車を運転していた機関士は、トンネル付近で不思議な現象にたびたび遭遇しました。 大きな岩が線路上に置いてあったり、女の人が立っていたり、赤いカンデラを振りかざす人が立っていたり。しかし、列車を止めて確認すると異常はありません。 ある晩、線路の上にいる牛を見つけた機関士は、また幻だろうと思い、ブレーキをかけませんでした。すると、何かにぶつかり、確認すると、そこにキツネが倒れていました。 そして、キツネの霊を鎮めるためにトンネルの上にこの祠を建立しました。今では、線路の守り神として祠は守られています。 (参照、祠の案内板) 小さな祠にあった深いストーリーを知り、今は使われていないトンネルの闇、そして、トンネルの上に建つ赤い鳥居を眺めていると、なんともいえない不思議な気持ちになりました。 ではでは今日はこの辺で。