集落を歩きました。農村集落のなまこ壁大屋敷は築300年以上。静岡県松崎町大沢


西伊豆、最大の港町、松崎。松崎には、なまこ壁が残っています。

なまこ壁は、松崎町内に点在していると聞き、なまこ壁を探してみることに。まずは、大物物件があるという松崎町大沢集落に向かいました。

那賀川沿いを行くと大沢集落に



松崎の市街地から那賀川沿いの道を行くと、川沿いに並ぶ木々。木々は、桜のよう。春になったらかなり見ごたえありそうだな、と思いを巡らせていると、道の駅がありました。

道の駅周辺の田園と家々が点在集落が、大沢集落でした。

大きな家々が点在している農村集落




大きな家々がぽつりぽつりと建っています。ここは農村集落です。わりと最近建てられた家々が多いようで、空き家ばかりの集落という感じではありません。

訪れたのは12月。那賀川沿いには、水仙が咲いていました。水仙の先に、なまこ壁の屋敷がありました。

廃墟感がただよう依田家




さらに河沿いを歩くと、ひときわ大きな建物が見えてきました。依田家です。

時は、戦国時代。武田家に属していた依田家。織田信長との戦に敗れ、依田家はここまで逃れてきたのだとか。

逃れてきたというから、夜逃げしてなんとか得た質素な家なのかと思いきや、ずいぶんと立派で重厚な屋敷です。屋敷は、築300年以上。

実は、この屋敷を母屋にし、別棟を新たに建てた大沢温泉ホテルとして運営されていました。しかし、ホテルは廃業してしまいました。




人気のない玄関口。どこからともなく聞こえてくる水のしたたる音。廃墟感をにわかに感じます。

さいごに

大沢集落の印象は、農村集落にたたずむ重厚で立派な依田家。依田家の中がどんなだか気になる方は、週末の昼間のみ、屋敷内を見学できるようですよ。

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