もはや、噂のみで行きたくなる場所に机上旅行してみたら。北海道礼文島、召国


数々のうわさがある召国(めしくに)。

礼文島は稚内の西
(GoogleEarth/2016 ZENRIN)

召国は、北海道の北端、稚内から船で行く島、礼文島にある集落。

召国へのアクセスは悪く、陸路だと島にある最寄の集落から、1日がかりのトレッキングになりそう。

ここに訪れたくなるわけは、何なのか。召国へ机上旅行してみましょう(注1)。

召国についての数々のうわさ


礼文島は、多くの旅人が集まる場所。
もはや伝説的でもある旅人宿、桃岩荘。
そこで、毎日開催される、島を縦断するトレッキングツアー。
はじめましての旅人たちだけで、一緒に歩きます。
距離は30kmを超えるはずで、早朝からだいたい晩までかかります。

スタッフからトレッキング前に注意点が説明されます。
その一つが「召国への分かれ道は、絶対に間違えないように!」。
分かれ道の一方は、トレッキングルート、もう一方は召国へ。その分かれ道から召国まで、距離が結構あるから帰れなくなるリスクが。

召国について、耳にする数々のうわさ。
「4人、住んでいるらしい。」
「美女が住んでいるらしい。」

そのおどろおどろしく、意味深で、神秘的でもある地名から、こんなうわさも。
「召国に行くと、帰ってこれないらしい。」

最後に


一つ、また、一つ、うわさを聞くたびに召国に行きたくなります。
実際に、行ったことがある人に会ったことがない神秘性。

召国をネットで少しだけ調べてみた。
どうやら夏の間だけ人が住んでいるらしい。

召国集落は確かにある!
(GoogleEarth)

グーグルアースに、ちゃんとのってる集落。
調べるのはこれくらいにして、わくわくを胸に、ぜひ訪れてみたい。

でも、ちょっと怖いので、誰か一緒にどうでしょう。

(注1)
机上旅行とは、実際に旅するわけでなく、空想で旅すること。
一般的には、ガイドブックや時刻表で旅のプランを立てたりすることらしい。
しかし、ここでは、旅先に向けて旅するときの、わくわくするイメージを膨らませる空想旅行とします。

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