ゲストハウスに泊まりました。子ども食堂とゲストハウスをはじめました「ゲストハウス みんなのいえ」長野県阿智村


「日本一の星空」という言葉から長野県阿智村を連想する方もいるかもしれません。

長野県阿智村に今年とあるゲストハウスがオープンしました。その名は、ゲストハウス みんなのいえ。

ゲストハウスのキーワードといえば、宿泊施設です。ゲストハウスによっては、それとは別のキーワード、もしくはテーマのようなものがあることがあります。

みんなのいえのそれは、「子ども食堂」。

僕の場合で恐縮ですが、「子ども食堂」と「ゲストハウス」の組み合わせと聞いたとき、実際にどんな感じなのかあまりイメージがわきませんでした。でも、みんなのいえに滞在し、なるほど! と思うことができましたよ。

そんな、みんなのいえの雰囲気などをご紹介しますね。

家でくつろいでいる雰囲気でチェックイン



阿智村の役場などが徒歩圏内の市街地の住宅街。その一角に、みんなのいえはあります。玄関をあけると「あれっ、もういらしたんですか~。」と予定より早くあらわれた僕を迎えてくれたのは、オーナーの芹沢恵美さん。

通されたのはソファがあるリビング。なんだか普通の家におじゃましたかのような感覚です。

リビングには、娘さんがいました。チェックインしていると「あっ、いつのまにかいる!」と、僕にはじめて気づいた娘さん。

先ほどよりさらに家にいるような気持ちになりましたよ。

宿泊タイプは、個室、女性専用ドミトリー、男女混合ドミトリー


建物を簡単にご紹介しますね。1階には、宿泊者がくつろいだりする共用リビング。


宿泊者も使える、冷蔵庫や共用キッチン。


個室として宿泊できる和室。



 シャワー、トイレ、洗面所はこんな感じです。



2階には、女性専用ドミトリー(相部屋)、男女混合ドミトリーがあります。

みんなのいえをはじめたきっかけとは



ども食堂とは、何ぞやという方もいるかもしれませんね。子ども食堂とは、地域の大人が子どもに安価や無料で食事を提供する場。

最近、はじめての子ども食堂を、みんなのいえで開催したそうです。子ども食堂に集まったのは、実に40人!

そもそも、なぜ、みんなのいえをはじめようと思ったのでしょうか。

芹沢さんのお子さんは、環境に人より敏感に反応することがあり、学校に行けなくなってしまったのだそう。そのため、芹沢さんたちは、家にこもりがちの生活を送っていました。

あるとき、芹沢さんの友達が自宅に訪れた際、お子さんは特に問題なく普通に過ごしていることに気づきました。

もともと青年海外協力隊をしたり、アクティブに活動していた芹沢さん。自分が外に行けないのなら、外から人に来てもらおうと思ったのが、みんなのいえをはじめたきっかけでした。

星を観たり、おしゃべりしたり



宿泊した夜、宿泊者は僕のほかにもう一人。阿智村に星空写真を撮影しに来た元カメラマン。芹沢さんから、おすすめの星空写真撮影スポットを教えてもらい、一緒に星空写真を撮影しに行きました。

そして、宿に帰ってから、娘さんと芹沢さんと4人でお菓子を食べたり、おしゃべりしたり。家でのんびりしているように過ごしました。

さいごに



今回の滞在では、星空を撮りに出かけたり、おしゃべりしたり。普通に知り合いの家に遊びに行く感じでまた訪れたいなと思いましたよ。

この広いトイレも今後バリアフリー化するそう

今後、玄関やトイレなど1階をバリアフリーにして、地域の年配の方などがみんなのいえに遊びに来れるようにしていくそう。

星空、阿智村、子ども食堂、地域コミュニティなどが気になる方は、芹沢さんたちが迎えてくれるみんなのいえに、訪れてみてはいかがでしょう。

ゲストハウス みんなのいえ

https://ja-jp.facebook.com/guesthouse.minnnanoie/
アクセス、中央自動車道、阿智バス停から徒歩。

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