チェコの小さな農村のパブで、じいちゃん、ばあちゃんにほっこり。ブラディスラブ(Vladislav)


チェコのトシェビーチ (Trebic) という町にあるゲストハウスにて、「近くの村に何百年も続くビール醸造所がある。」と教えてもらい、その村に行ってみました。


その村は、ブラディスラブ(Vladislav)。トシェビーチからローカル線で一駅です。


ブラディスラブは、ゆるやかな河がながれていました。


そして、起伏のある丘に囲まれた、おだやかな農村集落。


ここがビール醸造所。


屋根の雰囲気とか煙突とか、これは歴史がありそうです。


ビール醸造所には、パブが併設されていました。昼間だけど入ってみましょう。中の雰囲気は、石造りの建物がそう感じさせるのか、重厚な雰囲気です。


お客さんは、おじいちゃん、おばあちゃん達グループの一組だけです。


店員は、女性スタッフが1人だけ。


メニューはチェコ語のみ。「何か食べ物はないの?」と英語で聞くと、女性スタッフは、どうやら英語がまったく話せません。身振り手振りで何かを食べたい、と伝える昼ご飯を食べていない僕。なんとか理解してくれた彼女は、首を横に振ります。


すきっ腹にビールだと酔いがまわりそうだけどしょうがありません、ビールをオーダーしました。しばらくすると、奥に戻っていた女性スタッフが戻ってきました。

「おつまみが用意できるけどいる?(多分)」と、ジェスチャーで、教えてくれました。

僕らのやりとりをみていた、おじいちん、おばあちゃん達は、何か話しかけてきました。女性スタッフとおじいちん、おばあちゃん達は、おかしそうにしながら話しはじめました。


つくってくれたおつまみがこちら。オニオンと玉子がのっていました。


おじいちゃん、おばあちゃん達は、ビールを楽しそうに飲んでいます。

僕の頭にふととある風景が浮かびました。縁側に横になって座ったおじいちゃん、おばあちゃんが、お茶を飲みながらのんびりとおしゃべりしている風景。

おじいちゃん・おばあちゃん達の雰囲気は、そんな日本の風景にシンクロしたのです。

チェコは、なんだかいい国だなと感じたのでした。

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