木片があっという間にクラフトになった。3Dルータが木片を加工する様子をレポート。北海道下川町

先月、東京で開催されたとあるイベント。そこに参加したぼくは、北海道下川町という町があるのを知りました。下川町の話を聞いたらなんだか、下川町が面白そうだなと感じたので、下川町を訪問してみました。

(参考、何が面白そうなのか? 「森があるでなく森とともにある」「したいことをする」「未来志向」。北海道下川町の暮らし、仕事の話をきいて。)

北海道下川町の面積は東京23区と同じくらいで、その9割が森林。下川町では、森林を活用した産業が盛んです。

いくつかある林産業関連の企業の一つは、下川フォレストファミリー(株)(以下、フォレストファミリー)。フォレストファミリーの業務内容は以下の通りです。
●造作材の仕入、加工、販売
①フローリング、羽目板、加工品(テーブル、椅子、棚、クラフト)
②集成材、カラマツ、トドマツのフリー板、柱、羽柄材

●構造材の仕入、加工、販売
①カラマツ、トドマツ等の柱、梁、防腐土台

業務内容の一つがクラフト。クラフトをつくる作業はすべて人がするというわけでなく、3Dルータというロボットのような装置が活用されています。3Dルータは、木片をあらかじめ設定された状態まで加工。その加工時間は、わずか2,3分。

木片から加工が完了するまでの様子が、あっと驚く面白さがあったので、ご紹介します。


木片を3Dルータにセットします。




加工開始です。






あらかじめセットされたプログラム通りに3Dルータは加工します。













穴をあけ始める。



加工する道具も自動で交換する。






できあがり!

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