農業の知識は素人レベルだけど農業人として独立したい。そんな人向けの新規就農者支援制度とは


農業は素人レベル。でも、農業で独立したい。 
そんな人向けに、素人が農業人になるまでを行政が支援してくれる制度があるとのこと。

先日開催された農業人フェアにて、新規就農者支援制度(以下、支援制度)の話をききました。支援制度は、ざっくりと以下のような内容です。

  • 農業人として独立するまでの計画立案のサポート
  • 計画が行政に認定されれば、2年未満の研修受講
  • 研修受講期間、および、独立後の一定期間の金銭的支援


支援制度に関する僕と行政の方とのQ&Aです。
Q,目指す農業人は、そのようなスタイルでもいいのでしょうか。例えば、宿の経営と農業という兼業のスタイルでもOKか。
A、基本的には、がっつりと農業だけで食べていきたいという心意気がある人向けの制度。
最初から兼業を目指すというのは認められないだろう。
(ただし、他の地域の担当者によっては、農作業体験型の宿ならOKかもといってました。体験型宿は、6次産業化に該当する可能性があるかも、とのこと)

Q、がっつりと農業だけで食べていくというのはどのくらいの田畑の大きさのイメージ?
A、原則、50a(もっと小さい面積でもOKな例外あり)

Q、支援制度を利用するには年齢制限はあるの?
A、原則、45歳未満。ただし、地域によっては45歳以上も制度を使用することができる。

話をきいた支援制度の僕のイメージは、がっつりと農業だけで食べていくと決心しているなら活用したい制度だと思いました。
農業をとりあえずやってみたいとか、将来、場合によっては農業以外のことに興味が移るかもしれないとか、そんな場合は、支援制度ではなく、別の手段、例えば、地域おこし協力隊も一緒に検討したほうがいいのかもしれません。





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