新幹線にはじめて乗ったときの感覚に似た風景、今治市波止浜。

新幹線にはじめて乗ったときに感じたのは、速いことを知識として知っていたけど、早い!、ということ。

昭和な雰囲気が残る家々が並ぶ道を曲がると、視界にとある物体が飛び込んできて「でかっ!」と思わず声がでました。

とある物体とは、船。

瀬戸内海に面した今治市波止浜は、造船の町。
かつてより規模は縮小したらしいけど、造船業は今も健在。

造船の町、波止浜ならではの風景をお伝えします。

昭和な雰囲気が残る町中から見えた物体




波止浜を歩くと、見かけるのは昭和な面影の家々。


道路の突き当りに、赤と黒の壁のような物が見えます。


視点を変えると、壁のような物体は、ビルのような高さがある船体。
最初に見たとき「でかっ!」と思わず声が出てしまいました。



背が高いクレーンが海上に何本もそびえたっています。
まるで、海が工場であるかのよう。





街並み、船体、クレーンがある風景に見慣れてくると、そんなに違和感がなく馴染んでるよう。
町中に造船に関連した工場もあり、あらためて造船の町なんだなと感じます。

波止浜に何十年も暮らすおばちゃん


「昔は、造船会社の人たちが大勢で毎晩のように、来てくれたのよ。」と波止浜にある宿のおばちゃん。

今は宿のおばちゃんですが、かつてはスナックのママさんだったんだとか。
スナックに訪れる人々が途絶え、店を閉じたらしい。
しかし、スナックを開業してからわずか数年で投資分を回収できたそう。

その後、しまなみ海道ができ、近年、しまなみ海道には、自転車ブームが訪れています。
自転車で旅をする人が増え、かつてのスナックだった建物を宿として復活。

当時を物語るかのように、宿なのに、レトロなミラーボールが周っています。

最後に


昭和の雰囲気が残り、造船がある波止浜。
造船と街並みがある風景に違和感がなく、馴染んでいます。
町はかつてと同じように見えて、人々の暮らしは、時代とともに変化していました。
しまなみ海道を渡られることがあったら、波止浜に寄り道してみてはいかがしょう。

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