まるでドラクエのほこら。山あいにある時の流れが止まっているような七嶽神社奥の院。長崎県福江島

七岳山

長崎県福江島には、山がいくつもあり、七岳山もその一つ。
七岳山に登る途中、時の流れから忘れられたかのようなほこらに出会いました。
それはまさにドラクエの世界のよう。
七岳山に至る風景と併せて、ご紹介します。

七嶽神社

七嶽神社へ向かう途中。朝陽が草原に射す

七嶽神社

出発点は、荒川集落。
七岳山に向かう途中に七嶽神社があります。
七嶽神社は”源平壇ノ浦の合戦に敗れた平家の7人の落ち武者の霊を祀った神社”なんだとか。

七嶽神社を過ぎるとそこにあったのは。。。

はるか昔からあるだろうと感じさせる階段

七嶽神社を過ぎると、道は山道になります。
登山道を登りはじめると、すぐにあらわれるのが階段。
視界の先まで続く、石で造られた階段には、苔がむし、しんとした森の空気感とあいまり、荘厳な雰囲気を感じます。

登山者が登りやすいように造られた階段なのだろうと思いましたが、
はるか昔からあるだろうと感じさせる階段は、そんなものではなさそう。

奥の院

果たして、階段を登りきるとあらわれたのがほこら。
ほこらは七嶽神社奥の院であり、階段は奥の院への参道だったのです。
ほこらは、下草が生え、まるで時の流れから忘れ去られしまったかのよう。

七嶽神社に訪れることがあったら、奥の院まで足を運ばれてはいかがでしょう。

七岳山からの眺め

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