自然の中に溶け込んでいるような小さな漁村で暮らしを感じるように過ごす。三重県尾鷲市九鬼。
三重県尾鷲市には、入り組んだ海岸線が続き、小さな漁村がいくつかあります。山に囲まれ、他の町にアクセスするのは陸路より、海路の方が発達していた漁村もあるんだとか。
近年になり、陸路が整備されてきたそう。
九鬼集落は、そんな小さな漁村の一つ。少ない平地にはもちろん、斜面にも家々が密集しています。
九鬼集落に訪れた際、人の気配をあまり感じませんでした。しかし、夜が明けるころ、集落は雰囲気が一変。漁港に人が集まり、活気づく集落。そんな九鬼集落の風景をご紹介します。
スコールのような雨が降り続く
尾鷲市は、全国でも有数の降雨量なんだとか。訪れたときも、丸一日スコールのような雨が降っていました。
雨が屋根を叩く音が弱くなってきたころ、外に出てみました。古い家々、階段、迷路のような路地には、しっとりとした雰囲気が漂います。雨上がりの集落は、人の気配も感じられず、時が止まっているかのよう。
夜明けの風景
翌日、夜が明けるころ、山の向こうから陽が射しはじめ、海の色は刻々と変化します。昨日の大雨から一転し、今日は天気がよさそう。
漁船が帰ってくるたびに活気づく港
港に行くと、漁船が帰ってきました。
帰ってきた漁船に人が集まり、水揚げします。
そして、また帰ってくる漁船。
人がこんなに暮らしていたのかと思うほど、港が活気づいています。
陽がさらに昇り、早朝から朝に。
おだやかな海面が、きらきらと輝きます。
最後に
九鬼集落をぶらり散策しました。
集落と自然が隣り合わせというより、山、森、海といった自然の中に、集落が溶けこんでいるよう。
そんな小さな漁村で、暮らしを感じるようなひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。
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