その駅らしさが切り替わる境界はどこにある? 境界はとある通りでした。渋谷駅宮益坂下交差点から原宿駅編



駅の改札を出た駅前に、その駅らしさをなんとなく感じることがありませんか?

その駅らしさがあるとすると、駅とその隣駅の間には、その駅らしさが切り替わる境界があるはず。

そんな思いつきではじめたその駅らしさが切り替わる境界を探るのが本シリーズ。さらに、駅と駅の間を歩くので「あるき鉄」というキーワードが加わりシリーズはさらにパワーアップ !?  そんなシリーズ第3弾は、渋谷駅と原宿駅編です。

ところで、渋谷駅、原宿駅と聞くとどんなイメージが頭に思い浮かぶでしょう?

ぼくの場合、若者文化の町、おしゃれな街などでしょうか。おじさんとしては難敵な境界探しになる予感。果たして、どんな境界を見つけることができたのか早速ご紹介します。

渋谷駅周辺は谷底


渋谷駅宮益坂下交差点

渋谷駅の地下鉄の改札から地上に出たのは、渋谷駅宮益坂下交差点。ハチ公出口のスクランブル交差点より混沌さは落ち着いているけど、人の流れはこちらも絶えません。

ここから明治通り沿いに原宿方面に向かいます。

谷底感1

きょろきょろと何かないかと探しているとあることに気づきました。それは、「たまごっちってやったことある?」という質問と同じくらい今更感があるけど、渋谷駅周辺にある谷底感。

谷底感2

谷底感3

谷底感4

こちらも、こちらも。ほらっ、谷底感をなんとなく感じないでしょうか。



そして、人通りが多い明治通りから、ちょっと人通りも少なくなって、開放感があるこの通りに入ります。


通り沿いに気になる会社が。システム制御アキラ。スナックのようであり、演歌歌手のようであるシステム制御。なんだか渋いです。

人の流れが絶えない通り
 開放感もすぐ終わり、人の流れが増えてきました。渋谷から原宿まで歩く人は結構多いのかもしれませんね。

一本横の通りは静か
一本横の通りに行ってみましょう。そこは、とても落ち着いた通りがありました。住宅街のようであり、ところどころにお店があったりします。

こんな路地があったり

人混みが多かったり
表参道



人が多くて店が並ぶ通り、細い路地、住宅街の中に小さなお店がある静かな通りを抜けて、表参道にたどり着きました。原宿駅はすぐそこです。

果たしてその駅らしさが切り替わる境界はどこ?


さて、境界はどこでしょう。渋谷駅周辺の谷底感はらしさがあったのだけど、谷底感とそうじゃない平地感だとあまり面白くない。

路地感1
今回のあるき鉄を思い返すと、原宿駅に近づくにつれ感じたのが、路地のように入り組んだ細い道が多いこと。

路地感2

路地感3

路地感4

路地感5

こんな感じです。路地のような細い通り沿いにあるのは、小さな店だったり、駐車場だったり、住宅だったり。そんなイメージをひとことでいうと、ごちゃごちゃ感。一方、渋谷駅周辺には、すっきりとしたすっとした通りが多く、感じるのは、すっきり感。

すっきり感からごちゃごちゃ感に切り替わる坂

渋谷駅らしさと原宿駅らしさが切り替わるのは、すっきり感からごちゃごちゃ感に切り替わるところ。それは、この坂でした。この坂から渋谷駅側はすっきりしていて、原宿駅側は、細い路地が多いのです。

最期に


その駅らしさが切り替わる境界をなんとか見つけることができた今回、次回に続く、はず。。。

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