フロアーを歩くとモノをみる視点が変わってくる。長野県諏訪市のリビルディングセンターで感じる暮らしの視点


アンティークな家具や雑貨が好きという人は、多いかもしれません。

アンティークなモノと聞いてイメージするのはどんなモノでしょうか。椅子や机などの家具、かばんや時計などの雑貨など。洗練された、おしゃれなモノをイメージするかもしれませんね。

ここで、ちょっとだけ想像してみてください。

庭は荒れ放題。ボロボロで崩れ落ちそうな古い和風の家。屋根も崩れ落ちそうで草木が生えたりしています。その家の古いガラス戸、さびた扉や雨風にさらされた壁の材木、蜘蛛の巣がはった天井板。

そんなモノをアンティークというイメージがわかないかもしれませんよね。でも、それらはもしかしたらすごいアンティークなのかも、と思ったのです。

それは、リビルディングセンターに訪問したときのことでした。

リビルディングセンターとは?



リビルディングセンターは、3階建てのビルをリノベーションした大型の施設で、長野県諏訪市にあります。古材を集め、古材を加工したり、そのまま販売したりしています。

どんなモノが展示されているのかというと。




1階には、木材、カフェ。




2階には、食器、家具などの生活雑貨。ガラス、木材、扉など。



3階には、椅子、ソファなど。



サポーター制度があったり、古材を活用するワークショップが開催されたり、地域の人をまきこんで運営されています。

フロアーを歩いているとモノをみる視点が変わってくる


古いモノが積まれている店内には、あっこれいいな、と思うモノがありました。宝探しをしているような気になってきます。


木材コーナーには、古い家の雨風にさらされた木の壁をはがしたような木材があったり。扉コーナーには、塗装が剥げた金属製の錆びた扉があったり。

崩れ落ちそうな古いボロ家でそれらをみかけたらアンティークと思わないかもしれません。でも、ここに並んでいるとアンティーク、価値があるモノにみえてくるのです。

視点を変えるのは普段の生活でも活かせそう


今回、ぼくはいつか古い家を改修する際に利用できるのではないかと思い、気になっていたリビルディングセンターに訪れました。

フロアーをさまよい感じたのは、視点を少し変えると、モノの価値が見えてくるということ。これって、普段の生活でも活かせそうですよね。

ReBuilding Center JAPAN


  • http://rebuildingcenter.jp/
  • 長野県諏訪市小和田3-8
  • JR中央本線 上諏訪(かみすわ)駅 徒歩10分
  • 自動車の無料駐車場もあり



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