旅先で偶然に出会った普段顔を合わせている人とギャップ

「まさかこんなところで!」
普段、顔を合わせている人に、旅先で偶然出会ったことはないでしょうか。

「なんかいつもと違うな」
出会って、そう感じることがあります。

いつもと違う=ギャップ。
日常と非日常という状況で感じるギャップについてお伝えします。

京都のユースホステルにて


京都に訪れ、ユースホステルと呼ばれる宿泊施設に滞在しました。

風呂から上がり、さっぱりした気分で階段を登っていると、階段を下りてくる人がいる。
無意識にちらりと顔を見る。
なんだか違和感を感じる。
もう一度、顔をちらりと覗いてみる。
なんと会社の同僚の新人女子に間違いない。

新人女子、SJさんも僕と同じような顔をしている。
SJさんの隣には、男子がいる。
普段会社で見るSJさんは、新人ながら仕事をばりばりとこなし、ちゃきちゃきとした印象。
なんだか気まずさを感じつつ「京都に旅行?」「そうなんです。」
何とも言えない会話をする。
今日のSJさんは、大人っぽく見える。
後日、会社で再会したSJさん。
何事もなかったようにいつものSJさんだ。

尾道のゲストハウスにて


尾道のゲストハウスでも、異なる出会いがあった。

宿にチェックインし、宿泊者が自由に使える共同スペースの和室で、お茶を飲みながらくつろいでいると、見たことある人が部屋に入ってきた。
一瞬、脳が理解できず、そのすぐあとに記憶が蘇り「あっ!」という声を上げる。
相手も「あっ!」と言っている。

彼、YTくんは、4カ月に渡る市民ミュージカルにかつて一緒に出演した仲間だ。
当時、毎週のように顔を合わせていた。

たまたま部屋にいた旅人さんと、YTくんと街にくりだすことに。
尾道の夜は早く、開いている店が見つからない。
そうして歓楽街のようなエリアに辿り着くと、
キャバレーのような店から出てきた女性とお客様。
お客様を見送った彼女に、YTくんはおもむろに近づき、
「どこかおすすめの飲食店はありませんか?」と訪ねる。
彼女は「はっ!?」みたいな顔をしているが、YTくんは動じない。
そんな積極的なYTくんをはじめてみた。

日常と非日常と充実感


「なんかいつもと違うな。」
彼らにそう感じます。

逆に、自分自身にも、同じことが言えるのかもしれません。
すなわち、彼らはいつもと違うように私に感じているのかもしれません。

旅は気持ちを開放でき、少なからずいつもと違う自分になるのは、当然のように思います。

しかし、日常と非日常のギャップが大きく、
日常で何かしらを我慢し、
旅=非日常でそれを開放しているような状態、
非日常を楽しみに日常を我慢しているような状態だったら、
日常がより充実するよう変えていきたい。

-------------------------------------------
『誰かの旅の小さなきっかけになれたら』

※Twitterにて、ブログ更新情報をお知らせ致します。
Twitter(お気軽にフォローどうぞ)
http://twitter.com/momoyururi

※Instagramにて、「気になる日常的旅写真」を紹介しています。
Instagram(お気軽にフォローどうぞ)
http://www.instagram.com/momoyururi/

※写真の無断使用はご遠慮願います。
写真をご希望の際は、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。


このエントリーをはてなブックマークに追加