はじめる前から無理と決めつけるのでなく、できる可能性はある。五島列島へ移住を検討している人向けのツアーに参加レポート。中通島編。
はじめたいことがあるけど、はじめる前から無理とあきらめてしまうことはありませんか?
でもそれは、単なる思い込みかもしれません。長崎県五島列島、中通島に移住したYさん(仮)ご夫婦がはじめた飲食店『かもめ亭』の話からそう感じました。
今回、ご紹介するのは、移住を検討している人向けに企画されたツアーの参加レポート、中通島編です。かもめ亭や新しくできたゲストハウスについてお伝えします。
(ツアー参加レポートの前半、福江島編はこちら→自分がしたいライフスタイルを実践。五島列島への移住を検討している人向けのツアーに参加して。福江島編。)
中通島の基本情報
- 中通島は上五島町に属しています。中通島へのアクセスは、博多、長崎、佐世保からの船。
- 上五島町にある2つの教会は、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成要素として、世界遺産登録を目指しています。
- 「五島うどん」という銘柄のうどん製造がさかん。
- 平野部が少なく、起伏がある海岸線が続く中通島は、福江島と異なる雰囲気。
何もないところではじめたレストラン
有川集落にある蛤浜 |
かもめ亭 |
かもめ亭は、有川集落の港に面したレストラン。奥様が島出身であるYさん(仮)ご夫婦。もともと飲食関係で働いていたお二人がUターン、Iターンで島に移住し、3年前に店をオープン。
オープン当時、かもめ亭があるエリアに店舗はなく、こんなところでやっていけるのかと思ったんだとか。しかし、今では多くの地元の人が訪れています。
その後、近くに1軒、2軒と新たに飲食店や宿ができ、エリアに訪れる人の目的に多様性が生まれつつあります。
そして今年オープンしたゲストハウス
ドミトリーのベッドに窓があります |
かもめ亭から歩いてすぐのところに今年オープンしたのがゲストハウス『五島バックパッカーズぽれ』。ぽれを運営しているのはKさん(仮)とKさんのお父さん。Kさんは島出身のバックパッカーです。
建物に入ると、視界に飛び込んでくるのがひろい中庭。中庭を囲むように建屋がデザインされています。Kさんがモロッコに旅した時に感銘した中庭の風景をイメージしたんだそう。建屋のあちこちに窓があり、窓から光が射し、室内はとても明るいです。
宿に宿泊する人が集うコミュニティスペースは、バーのようでもあり、アルコールやソフトドリンクを飲めます。地元の人も遊びに来てるんだとか。
最後に
島の人とのコミュニケーションする機会を、もっと増やしたいと語る、Yさんご夫妻。はじめはそよ風だったけど、しっかりした風が吹きはじめているよう。
今回気づいたのは、はじめたいことがあるとき、はじめる前から無理と決めつけるのでなく、できる可能性はあるということ。
もし、はじめたいことがあるなら、一歩踏み出してみませんか?
最後に、上五島でお世話になった皆様、ツアーでお世話になった皆様、ありがとうございました! また、上五島に再訪したときはよろしくお願いします。
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