わかりやすいディスプレイよりも、目的にしてもらうこと。朝市に旅本屋を出店してみた。
一箱古本市 |
言葉の通り、一箱分の古本を並べた小さな古本屋さんが集まり市場のように出店する催しです。
先日、はじめて一箱古本市に行ってきました。
知り合いが出店するという告知をたまたまみかけたこと、私も本好きなことが訪問理由。
一箱古本市に行ってみたら、とてもいい雰囲気でした
その雰囲気が気に入り、早速、私も一箱古本屋を出店してみました。
ただし、会場は、一箱古本市ではなく、いろんな業種が出店する朝市に。
朝市に出店したところ、お客様は、ほぼ素通り。
お客様に来てもらうという意味では、あまりうまくいきませんでした。
今回は、一箱古本市の雰囲気、朝市への古本出店、朝市出店でお客様に来てもらえなかった理由を考えたのでお伝えします。
ゆるやかな時間が流れる一箱古本市
都内なのに、大きな庭のある古民家でした。
屋内に入ると、大きな和室におそらく20店舗くらい出店されているよう。
店舗といっても、一店舗が半畳くらいの畳の上に、まさしく一箱分くらいの古本を並べ、販売するスタイル。
並んでる本を眺めると、出店者さんの個性がみえてきます。
出店者さんとのんびりおしゃべりしたり、たまに本を買ったり。
とても居心地のよい、リラックスした空間でした。
雰囲気がとても気に入り、早速、私も出店してみることにしました。
しかし、出店先は、一箱古本市でなく、いろんな業種が出店する朝市に。
古本屋さんとして出店したのですが、本当の出店目的は、お客様と私、そして、お客さんどおしが、おしゃべりするような場にできたらいいなということです。
朝市に古本を出店してみたら
出店風景 |
果たして、お客様はあまり来てくれませんでした。
そのレポートは、過去のこちらのレポートを参照してください。
http://momoyururi.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html
朝市出店直後、反省点は以下の二点。
①客層を考慮すべし。
②ディスプレイを向上すべし。わかりやすくする。
その後、もう少し掘り下げてみました。
以前の反省点をもう少し掘り下げてみました
一箱古本市に来るお客様は、訪問前から古本、おしゃべりを目的に来ていると思われます。
一方、朝市に来るお客様の目的は、多種多様。
古本をイメージして訪れる人は、おそらくほぼゼロ。
そういった状況で、ディスプレイにがんばるより、むしろ、
おしゃべりと古本で出店することを事前に知ってもらうこと。
そして、興味を持ってくれた方に朝市に足を運んでもらうようにすることが、より大切じゃないかと思いました。
次はどういう形になるかはわかりませんが、また出店しますよ! ツイート