【空き家、古民家、リノベーション、ゲストハウスづくり】地域で空き家を改修し何かはじめるためのアドバイス

愛媛県内子町に、ゲストハウスをオープンされる、山内さんにお会いしました。

地域起こし協力隊をされつつ、築170年の古民家を見つけ、改修し、ゲストハウスをはじめることに。

地域で空き家を見つけ、改修し、何か事業をはじめるためのアドバイスを伺いました。

お話をうかがった、山内さん


内子町で地域おこし協力隊を3年勤め、先月任期を終えました。
まず住んでみれば、何とかなるという気持ちで、内子町で地域おこし協力隊をすることに。
任期中に築170年の一目ぼれをするような古民家をみつけ、借りれることになりました。
ただいま、仲間とともにリノベの真っ最中。
今年の夏、ゲストハウスをオープンするそう。

物件探し


仮住まいにまず引っ越し、それから、空き家を探す方法もあるそう。
移住する前に物件を見つけるには、移住する人とその土地に住んでる人をつないてくれる、キーマンに会えるかがポイント。
まだ、キーマンに会えていないならば、実際に地域に出向き、空き家を探しつつ、出合った街の方と、何気ない会話をしていくうちにキーマンの方が見えてくることも。
地域に空き家はいっぱいあるが、空き家バンクにあまり物件が登録されてない地域も多いのでは。
つまり、空き家バンクだけで物件を探していては、いい物件にたどり着けないことも。

物件を見つけたら

大家さんとの距離感を保てるかを考慮したほうがいいでしょう。
見つけた物件の隣に大家さん宅があり、お互いの距離が近すぎて、お互いがストレスになり、移住に失敗した事例もあったらしい。
大家さんとの信頼関係を構築できるかも大切です。
契約するにあたり、話した内容は、時間とともに変わってしまうのは当たり前と思ったほうがいよいです。
なので、間に誰か入ってもらうことも大切。

リノベーション


古民家専門の建築士さんに相談しました。
業者さんにお願いするところ、自分でDIYするところを判断すべき。つまり、コストと時間のバランスを考慮することになります。
当初想定していない改修が必要になり、必要予算が増えると思ったほうが良いでしょう。特に、古民家リノベにおいては。
地域の方など、人をまきこみながらリノベを実施するのもよい。

これからのゲストハウスについて


ある程度の観光地や都市ならいざ知らず、この土地でゲストハウスだけで生業になるとは思っていません。

ゲストハウス物件を探している最中です。今しておくべきことは?


「とにかく物件を見つけることが先ではないでしょうか。
物件が決まらないと、ゲストハウスのコンセプトが決まらない。
一緒に活動してくれる仲間も集まりにくいと思います。」と語ってくれました。

最後に


「こちらの話ばかり地域の方にするのでなく、地域の方の話を聞くといったコミュニーケーションも大切です。」と山内さん。
地域の方を巻き込みながら、いろいろ活動されつつ、日々、リノベ真っ最中。
とても充実されている印象でした。

「内子は、古い街並みや伝統工芸で有名ですが、それ以外にもいいところがいっぱいあります。旅人にいいところを紹介したいです!」と力強く話してくださいました。

ゲストハウスは、今年の夏にオープンするそうです!

  • 古民家ゲストハウス 内子晴れ
  • 愛媛県内子町
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