中学時代にした旅を振り返り、今も覚えていること



中学生のときに読んだ「時刻表2万キロ」(宮脇昭三著)。
今、読み返しています。
当時、友達と二人で夏休みに四国一周したきっかけとなったのがこの本。

あらためて当時の旅を思い返してみると、断片的だけど記憶が蘇ります。

どういう風景だったとか、
どういう会話をしたとか、
そういう五感で感じることでなく、
五感で感じた先にある、どう思ったかを覚えているよう。

思い出したこと


お金はあまりなかったので、
宿泊は、駅寝やユースホステル。
周遊券という、目的地までの列車と、目的地のエリア全体の各駅停車の列車に乗れる切符。

ユースホステルの予約は、事前に往復はがきでしました。

高松のユースホステルで夕食を食べ、
当時、ユースホステルは、自分たちで食器を洗うスタイルだったので、
食器を洗いながら、
となりにいた多分大学生くらいと思う人たちがすごく大人に見えたこと。

山間の駅で列車の待ち合わせがあり、
列車を降りて、プラットフォームにたち、
時間が止まってるような感覚を感じたこと。

内子線という路線で一両編成の汽車にて、
線路と並行する道路を走る車に乗ってる人が、
汽車を追い越しながら「遅いねー」
と聞こえたときの、のんびりした気持ち。

土佐山田で泊まった、たしかお寺が営んでいるユースホステル。
宿泊客は私たちだけ。
平屋の建物の扉をすべて開け、
蚊帳に入り寝たのですが、
お寺や建物の雰囲気が、おっかなくて寝れなかったこと。

ある駅で、駅寝をしようとしたら、
駅員さんに駅寝禁止と言われたのだけど、
駅員さんが格安で泊まれるところを手配していただき、
なんとかなるもんなのだなと感じたこと。

高知でアイスクリンを食べ、
普通のアイスと変わらないと感じ、
宇和島でタルトを食べ、
ゆずが入っていない方がいいと感じたり。

友達とは風呂の中で話したときの気持ち。

あまり覚えていないこと


逆にあまり覚えていないのが、風景。
訪れたのは、栗林公園、大歩危小歩危、四万十川、鳴門の渦潮など。
たしかに行ったことは覚えているくらいです。

旅のメインの目的は、四万十川で釣りをし、泳ぐこと。
しかし、それらはあまり覚えていません。

最後に


記憶に残っているのは、
五感で感じたことでなく、
五感で感じた先にある、どう思ったかのよう。

これからも、どう感じ、どう思い、どう歩むのでしょうか。

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