気温が50度に達するインドの街角の人と人の交差点。ラッシーコーナー。
日中の気温が50度くらいに達することがあるインド。
通りを歩いてるだけでふらふらしてくる、うだる暑さの中で、町中のオアシスのような場所が、ラッシーコーナーです。ラッシーコーナーとは、とろみがあり、きんきんに冷えたヨーグルトドリンクのようなラッシーを気軽に飲める簡易喫茶のような店。
ジャイプルという町に、ラッシーコーナーが、いくつか並んでいるエリアがあります。通りを行く人に声をかける呼び込みがいる店が多い中で、呼び込みをしてない、落ち着いた感じの店に入ってみました。
オーダーしたのは、ラッシーの大サイズ。牛乳を温めたときにできる膜のようなものが表面を覆い、それが凍っています。
隣のテーブルを見ると、若者がカレーを食べていました。この店には、ラッシー以外のメニューがあるよう。
カレープレート |
そのカレーがシンプルでおいしそうだったので、同じのをオーダーしてみました。それがきっかけで彼と目が合い、おしゃべりしました。
彼はジャイプルの住人でなく、実家がある遠くの街から、ジャイプルに泊りがけで大学受験のために来ていました。なんと明日、試験なんだとか。
参考書を持っていたので見せてもらいました。希望する大学は工学系とのことで、参考書は数学です。ぼくも工学系なので興味津々。日本の問題とは傾向がちょっと異なるように感じる複雑な計算式の問題が並んでいます。
日本の地震や放射能こと、親のこと、いろいろ話してくれました。いつの間にか店員さんもおしゃべりに加わっています。
話をしている間、地元らしき人々が、来店しては、ラッシーを飲みながら、ちょっとしたおしゃべりをして、店をでる、という光景の繰り返しです。
ラッシーコーナーは、ラッシーを楽しむでなく、人と人の交差点でもありました。
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