家とその土地の空気感から感じる人のありよう。スロヴァキアの村をゆっくり走るバスで感じたこと。チェコ旅徒然日記 11


ニトラの次に向かうは、ハンガリーとスロヴァキアの国境の町・シュトロヴォ (以下、Sturovo) 。

ニトラからSturovoへ行き方は2つ。一つはローカルバスを乗り継ぐ方法。もう一つは列車を乗り継ぐ方法。列車は特急もあるのでバスより圧倒的に早いのだけれど、今回僕が選んだ方法はローカルバス。

プラハからここまでの移動はすべてバス。これまでは長距離バスだったけど、今回はローカルバスです。


ニトラのバスターミナルを出発したローカルバスは、少し進んでは停まるを繰り返し、やがて町を出ました。

町の外にはゆるやかにうねる平原、畑、ときどきポツンと立つ木、そんな風景が地平線までつづいています。チェコに来てから今日まで数日にわたるバス移動。その間、集落、平原、そして集落、という繰り返しがつづいています。それを眺めつづけても全然あきないし、まだまだ眺めていたい。



とある村にて、小さな家が並んだ通りにバスは入りました。長距離バスよりゆっくり走るバスは、あたかも村の時間と歩調をあわせているかのようです。

ニトラのバスターミナルからバスに乗ったあの人がバスを降りました。この通りに流れるゆったりした時間、大きな庭、小さな家、向こうに広がる平原。

あの人はここで暮らしているのかもしれません。住まいとその土地の空気感からは、長い年月をここで暮らし、過ごしている人のありようの一片が感じられるよう。

やがて、バスはSturovoに到着。さて、この町には何があるのでしょう。

(2018/1/1~2018/1/10の旅行記です)

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