馬蹄形のせまいエリアに中世の街並みが残るチェスキークルムロフを街歩き。チェコ旅つれづれ日記 3



2018年元日からはじめたチェコ旅の徒然日記。今回お伝えするのは、プラハから訪れた古い街並みが世界遺産にもなっているチェスキークルムロフ編。

プラハのバスターミナルをバスが出発してからほどなくすると車窓風景はプラハの風景から一変。視界のずっと先まで起伏を繰り返す平原が拡がっている。平原が畑に変わったり、林に変わったり。その風景は、北海道の富良野あたりのよう。



約3時間後、バスはチェスキークルムロフに到着。バスステーションから市街地に歩いて向かうと、見えてきたのがチェスキークルムロフの街並み。河沿いに茶色の屋根の建物が密集。それを眺めていると、気持ちが高ぶってきて街歩きをしたくてうずうずしてくる。まずは、さっさと今朝予約したホステルを探し、荷物を置いてから街歩きを開始。

チェスキークルムロフは、13世紀に貴族Vitkov家によって城が築かれたのが歴史のはじまりなんだとか。16世紀に最も栄えたそう。しかし、その後じょじょに町は衰退。そのおかげで、開発されずに古い街並みが残っているらしい。





河が蛇行してできた馬蹄形のせまい土地に中世の建物が密集。石畳の細い路地が入り組んでいて迷路のようになっている。路地の先に河があったり、搭があったり。

休憩がてらにカフェなのかレストランなのかよくわからない店に入ると、レジに座っているおばちゃんがいる。おばちゃんは、紙をよこしてくる。この紙は何だろうと思っていると、おばちゃんは、説明してくれるわけではないが、とにかく行ってみなさいという風に首をふって、中にうながす。中に入ると、ケーキを売っている店があり、他の向かいにはサンドイッチやサラダが並んでいる店がある。チキンカツをはさんだサンドイッチをオーダーすると、店の人が紙に金額を書いてくれる。どうやら、ここのシステムは店舗で何かをオーダーしたら後でまとめて清算するシステムらしい。




街を見下ろすようなチェスキークルムロフ城。


ホステルのスタッフによると街を高台から眺めることができるビューポイントがあるとのこと。そこに向かうと道は田舎道。




果たして、高台のビューポイントからの街並みは圧巻。




街歩きを再開すると、やがて陽が暮れてきた。日中は観光客があふれていたのだが、陽が暮れると町はひっそりしている。ひっそりした街をさまようのは悪くない。かつて観光地ではないころ、この街の雰囲気はこのくらいのんびりしていたのかもしれない。

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