ドップラー効果、一人旅。そして、場の醸造。


ドップラー効果。

忘れてる人も多いかもしれませんが、高校物理で習います。

学生時代の授業といえば、何かしら空想していたり、昼寝していたり。
まじめに授業を聞いた記憶はほとんどありません。

しかし、ある時、たまたま聞こえてきた先生の声。
「音は波で伝わるんだぞ。水面に石を落としたのと似てる。。。」
「音源が移動してると。。。」
なんだか、面白いなぁ。
その授業が、ドップラー効果。

ドップラー効果とは、救急車が自分に近づくときは、音が高く聞こえ、自分から離れるときは、低く聞こえる現象。

自然現象が、どのような原理で生じるのかを説明するのが物理学。

その授業を聞き、自然現象の原理を論理的に説明するのが面白く、その後、理系人生に。

しかし、その後も、ふらふらと寄り道し、不真面目は変わらずでしたが。。。

私にとって、旅も似ている。

一人旅をしたとき、旅先での旅人とのたまたまの出会いが、それまでの人生で、出会ったことがない人たち。

今までの人生にない一晩を過ごし、気づきがあり、とても充実。
その後、一人旅にはまることに。

ドップラー効果から始まった、理系人生という道。

一人旅という道。

そして、旅をテーマとした、人が出会い、化学変化し、新しいスタートを切るきっかけをつくるという道。

その道は、脇道がいっぱいあって、ぐねぐねとした山道のようになっていて、先が見えにくそう。

その道を行ったり来たり歩いたら、面白そうな所に通じるかどうかの指標がありそう。その指標を探してみよう。

少し歩いて、たまに振り返り、そもそものきっかけとなった原点が、まだしっかりと見えるか確認しよう。

そして、歩きたくなる新たな道に出会うのも楽しみ。
このエントリーをはてなブックマークに追加