「環境を変える」×「好きなことをする」をテーマに旅したらリフレッシュ効果抜群だった。ゲストハウス汐見の家に訪問して。




忙しい現代社会で感じるストレス。
それを発散するために、リフレッシュするとしたら何をしますか?

下記、URLは、リフレッシュ方法についてとったアンケート結果。

アンケート結果から感じることが、2つあります。

一つは、リフレッシュする方法は、人それぞれ。
でも、分類すると、共通項がありそうということ。
共通項は以下の通り。
  • 好きなことをする。(カラオケに行く、ショッピングする、コーヒーを飲む。酒を飲む、おいしいものを食べる)
  • 環境を変える。(自然に触れる)
  • あえて何もしない
  • 身体の疲れをとる(スポーツする、マッサージしてもらう)
  • 頭を整理する(人に話す)

もう一つは、一つのキーワードをするより、キーワードを組み合わせるとより効果がありそうということ。

例えば、職場でコーヒーを飲む(=好きなことをする)よりも、カフェでコーヒーを飲む(=環境を変える✖好きなことをする)。

家でビールを飲む(=好きなことをする)よりも、森の中でビールを飲む(=環境を変える✖好きなことをする)など。

今回、観光するのでなく、環境を大きく変える✖好きなことをする、というテーマで旅してみました。

訪れたのは、瀬戸内海、ゆめしま海道、佐島。滞在したのは、汐見の家。汐見の家は、古民家をリノベーションしたゲストハウスです。

佐島はこんなところ


佐島港へ行く船


朝の散歩中の風景
島にある寺。そして、門の前の味のある通り

佐島港の風景

お堂。大切にされています。
お寺から通りをながめる

島のお寺がある階段とその前の通り。島でお気に入りの通りです。

佐島は、弓削島、生名島と橋でつながっていますが、本土とはつながっていない離島です。
佐島に訪れるには、どこかしらで船に乗る必要があります。
船に乗るというのが、環境を変えるポイントの一つかもしれません。

佐島にあるのは、小さな集落、畑、森。
暮らしを感じる里海。
大切にされているとわかるお堂。
橋で繋がっている生名島、弓削島より、人口がぐっと減り、一段とのんびりした時間の流れを感じます。

そして、隣の弓削島と同じく、すれ違う人々が、挨拶してくれます。

なぜ佐島にゲストハウスを?


なぜ、観光もないこの島にゲストハウスがあるのでしょう。

汐見の家は、古民家をリノベーションしたゲストハウス。

かつて、ここに暮らしていたのがロバート汐見さん。
その親戚であるゲストハウスオーナー、西村さんは、実は最近まで、島と汐見の家に訪れたことがなかったそう。
ある時、この島と家に将来訪れることがないと考え、家を処分するために島を訪れたんだとか。

しかし、島を訪れ、佐島とこの家に大きな魅力を感じます。
そして、大きく方針転換。

この家を何とかしたいと考え、旅人を迎える、ゲストハウスにすることに。
ゲストハウスをオープンさせるまでも、いろいろなストーリーがあったんだとか。

汐見の家の風景


にわとり。庭を駆けるにわとりは、楽しそう

捕まえようとするけど捕まえられない

趣のある庭

放し飼いのにわとりが庭にいたり(注1)。
縁側でごろごろしたり。
薪で炊いた五右衛門風呂に入ったり。

そんな環境で、旅人は、自分がしたいことをして自由に過ごします。

例えば、歩いて1分の海で釣りをしたり。
本を読んだり。
共用のキッチンで料理したり。
はじめましての旅人とお話ししたり。
ランニングしたり(これ私)。

シェアご飯の準備中

朝食。島の野菜がおいしい

朝食風景

島には食事をするところがありません(注2)。
自分で食事を作ってもいいし、はじめましてのみんなでおしゃべりしながら食べるシェアご飯というのもあります。
同じメニューを一人で食べるより、何倍もうまい!

最後に


日常と大きく異なる環境のなかで、観光をするわけでなく、自分が好きなことをする。
あるいは、あえて何もしない。
リフレッシュ効果は抜群。
そんな旅は、いかがでしょう。

(注1)鳥が苦手じゃない方が泊まってる時だけ庭に離すそう。苦手な方も安心してください。
(注2)橋でつながっている弓削島、生名島には食事をするところがあります。自転車でそんなに遠くありません。ご安心ください。

案内


ゲストハウス、汐見の家
場所、愛媛県上島町佐島
アクセス、主な起点は、尾道、今治、福山、因島。どこかで、必ず船に乗ります。
http://shiomihouse.com/

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