こんなに簡単なのか! はじめての味噌づくり\


豆腐を作るとできる”おから”。
おいしいのに、実は、産業廃棄物であり、食されるより廃棄される方が多いらしい。

甑島のおからを材料に使用したおから味噌。

はじめての味噌づくり、気になっている離島の一つである甑島。
そんなキーワードにひかれ、おから味噌づくりワークショップに参加しました。

おから味噌とは


ワークショップ主催者は、甑島在住の塩田さん、神奈川在住の青木さんのお二人。
おから味噌を開発したのは塩田さん。
大豆の代わりが、おからなんだそう。

主な材料は、以下の通り。
甑島、山下商店で作られたおから。
こだわりの塩と麹。

おから味噌づくりは、いたってシンプル


おから味噌を作ります。

麹と塩を混ぜる

水を入れて混ぜる

おから、そして、豆乳を投入


まず、麹と塩を混ぜます。
この工程が、実は、一番のきもなんだとか。
続いて、水、おから、豆乳を入れて混ぜます、
”うまい味噌になれ”と、念じながら混ぜるのもポイントなんだそう。

タッパーに詰めて終わり


そして、タッパーに詰め、本日の味噌づくりは完了。

味噌づくりは、思ったより、すごく簡単!

でも、このおから味噌を開発するのに費やした期間は、なんと数年!
材料選び、分量などが、試行錯誤だったらしい。

塩田さんは、元地域おこし協力隊

おから味噌を使ったデザート

続いて、おから味噌を使ったデザートをいただきながら、塩田さんのお話と甑島案内。
もともと島好きだった塩田さんは、島に住みたい気持ちから、甑島の地域おこし協力隊に応募。
任期を終え、今は島に住んでいます。

島の産物を使った食品の商品開発が、地域おこし協力隊の時の仕事。
すごそうな仕事だと思ったら、「誰でもできます。」と笑う塩田さん。

最後に


週に一回の「かまう」工程続けること、2か月。
おから味噌は、できるらしい。
「これを食べたら、普通の味噌が食べれなくなる」と塩田さん。

その場ですぐにできずに、食べれるまでの期間があるのが、新鮮。さぼらずに「かまう」を頑張ります。

島の名物の一つは、きびなご。
ある漁師さんが捕るきびなごは、絶品なんだそう。
人が見るだけで、その漁師さんが捕ったきびなごとわかるんだとか。
とても不思議。

今日のワークショップを通して、遊びに行ってみたい場所が増えました。

最後に、塩田さん、青木さんが開催されるおから味噌づくりなど、発酵食ワークショップは、定期的に都内で開催される予定とのこと。気になる方は、下記URLを要チェックです。

ワークショップ案内
発酵食Lab
https://www.facebook.com/hakkolab/
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