Face To Faceな小商いが面白そうと思った話

小商いについてのブログ。
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(斜め下から徒然と)

このブログを読んだら、思い出した小商いについてのお話。
東急ハンズで長年実演販売をされてる方の話です。
それを紹介します。

実演販売の極意


実演販売には、人の心をつかむノウハウがいくつかあるそう。
でも、大切なのは情熱なんだとか。
その方が、信念としているのは寅さん。
寅さんのあるシーンが、特に印象に残ってるそう。

寅さんは何を売るのか?


営業職で働き始めたのだが、仕事がうまくいかないと嘆く甥。
寅さんは、鉛筆を取り出し、
これを俺に売ってみろと言います。

しぶしぶ甥は売ってみます。
「これ消しゴム付きの鉛筆なんです。おじさん、買ってくださいよ。」と甥。
「私は字を書かないから要りません。以上!」と寅さん。
それ以上、何も言わない甥。
「それだけか?」と寅さん。
「だって、こんな鉛筆どうやって売るんだよ。」と甥。

「貸してみな」と甥から鉛筆を受け取る寅さん。

「おばちゃん。おれは鉛筆を見ると昔を思い出すんだ。」
「不器用なおれは鉛筆を削れない」
「夜、おふくろがナイフでシュッシュッと鉛筆を削ってくれるんだ。」
「削りかすが火鉢に飛んで、ぷーんと焼ける、いいにおいがしてくる」
「その鉛筆を使って、おれはちーっとも勉強せずに落書きをするんだ。」
「でもな、そうやって使ったえんぴつが短くなった分だけ、頭がよくなった気がするんだよ」

。。。

「その鉛筆欲しい!!」
その場にいた家族が言います。

鉛筆を売るんじゃなくて、付加価値を売っているんだそう。

最後に


実演販売機されてる方は、今の仕事を天職だとおっしってました。

Face To Faceであることが、小商いの魅力。
面白そうです。

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