アパートメントとは実家のようなところ、という理解であっていますか!? チェコ旅徒然日記 12

(本記事は、2018/1/1~2018/1/10の旅行記です)

1人でアパートメントに泊まるのは寂しいのでは。

スロヴァキア・シュトロヴォ(Sturovo)で宿泊したのは、アパートメント。ゲストハウスが好みである僕がアパートを選んだのは、ゲストハウスがこの町に無かったから。


地図をたよりにアパートに到着すると、そこにあるのは普通の民家。インターフォンを押すと閉じていたカーテンが開かれ、おばちゃんの顔が窓辺にひょっこりあらわれました。ちょっと待って、とジェスチャーするおばちゃんの視線は、少し泳いでいます。どうやら驚いているよう。

アパートを予約したのは今朝で、今は午後1時。来るのが少し早すぎたのかも。


しばらくして、ばたばたと家から出てきたおばちゃんは、着いてきて、と庭の方に向かいます。そこには獰猛そうな犬が。怖がらないで大丈夫、とにわかに信じきれないことをおばちゃんはいいながら、外階段を登ります。玄関前には猫。廊下には、掃除の途中なんです、と掃除機がアピールしているかのように掃除機が転がっている。


もろもろの説明を終えたおばちゃんは、何かを思い出したとばかりにテレビを調整しはじめました。調子が悪いのだという。テレビを観ないから大丈夫、と僕がいってもリモコンをいじっているおばちゃん。

そこに、青年が部屋に入ってきました。息子だ、と彼は挨拶しながら調整に参戦。はたして、無事に映つりました。

そして、やり残しは無いかと確認しながら、部屋を出て行く2人。しばらくすると、階段を上がってくる音が聞こえ、また部屋に来たおばちゃん。手には電気コンロが。

この前買ったからこれ使って、何かあったら言ってね、と。


僕の母親とは全然タイプは違うけれど、それでもなんだか実家にいるみたい。荷物を置いたら街を歩こうと思っていたけど、ベッドに横になる。冬の午後のやさしい日射しが窓越しにそそぐ。あ~このままだらだらしたくなる。

そんなに悪くはない、と思う。そもそもゲストハウス自体が好みなわけではないのです
。人と出会いがキーワードなのだから。

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